観るものを選別するかも
(2007-04-15)
こういった演技というか役は、やはりジャック・ニコルソンならでは。
あの「カッコーの巣の上で」を思い出した。
神の御名において誓い(プレッジ)を立てさせられた者の苦悩。
最後の悲劇に神の意地悪さを感じてしまったのは私だけ?
ジャック・ニコルソンでなくては成し得なかった映画ではある。
本当に救いすらありません、映画が終わってため息しか出ませんでした。
でも、すごい映画でした。
救いはない。しかし、みる価値はある。
(2003-10-06)
ラスト部のジャック・ニコルソン。
そこだけでも、いい。
他人の声が耳にも脳みそにも届かなくなってしまった人間の
悲惨さを、確認することができる。
少女の母親の気持ちを思うと、泣けてくる。
「辛い結婚」を経験し、一人で生きていこうときめていたはずなのに、
ベットに横になって、娘にやさしく、おとぎ話を読み聞かせてくれる男と、
もう一度「家庭」を築こうと夢をみた。
だけど、それがやはり夢だったと気付いたときの、
彼女の感じたであろう「絶望感」は、とにかく、悲しい。
約束
(2003-05-05)
ショーン・ペン監督作ということで、2002年10月に劇場に
足を運びました。
冒頭の事件発生から、容疑者の取り調べ、被害者の家族との面会。
緊迫した展開に、画面に釘付となりました。
そう、この映画は「約束」がキーワード。被害者の母の血気ある
問いかけに胸が詰まります。
前半、ググっと見るものをひきつける演出は、さすがですが、
どうも後半の流れが間延びしている感がぬぐい切れない。
時間がなくて大成功
(2003-05-04)
ジャックニコルソンを中心に実に豪華な配役に大感激。映像特典の中でショーンンペンが「演技指導している時間がなかったので大物を起用した」と発言していた。ベニチオデルトロミッキーローク、ヘレンミレンバネッサレッドグレーブ、などなど。しかもほんのワンシーンのみの出演だ。事件そのものに関しては、ニコルソンが予想した通りの犯人像であったらしいことを観る者に訴えただけで、はっきりすっきりとした結論は出されないまま終わるストーリー。この作品が単なる謎解き中心のサスペンスではない事がわかる。引退後の刑事のみならず、それに絡む全ての人間たちの心の動きを名優たちが堪能させてくれる。