見逃せない
(2007-12-24)
多少悲劇の起こり方が都合がいい展開だなぁと思うところもありますが、
純の初恋と、反抗期(?)を含めた父との葛藤などがよく描かれた秀作です
他にも、連続ドラマシリーズから通して観てわかる魅力など、語るべき点はたくさんあるのですが、
あまり語られないことが、この作品での螢の素晴らしさです
はっきりいってシリーズ中で1番かわいらしく、父への想い・兄への想いがちょっとした表情に見え隠れします
それがいちばんはっきりと表れたのが終盤の納屋での純とのやりとりでのシーン
ここでの螢の涙の切なさは見逃せません。
もはや作品の影の主役は実は螢だったのでは?
そう思わせるほど中嶋朋子さんの演技が素晴らしく、勿論純役の吉岡さん、五郎役の邦衛さんの演技もこれ以上なく素晴らしいのですが、中嶋さんのそれは異彩を放っていると私は感じます
のちに不倫に走りだんだん陰(かげ)を持っていくだけに、このころの螢の新鮮な輝きは、価値があると思いますが、どうでしょう?
(^_^;)
れいちゃん
(2007-04-24)
れいちゃん、かわいい。れいちゃん、かわいそう。五郎、れいちゃんに謝れ。
私的には、こればっかりの回ですが、世間的には「泥の1万円札」の回らしい。
東京の定時制高校に行きたがる純(れいちゃんが行くっつったからなんだが。女に左右される人生だから、彼)を長距離トラックに乗せて東京に送り出してやるときに、五郎が運転手に渡した礼金に泥がついてたって奴。
これが、親元を離れるときの親との葛藤や愛情や独立への希望や何やかやを髣髴とさせて、たまらんもんらしい。
私も親元離れてるんですけど(-"-) まったく髣髴とするものなし。
それよりなー、れいちゃんなんか、変人と呼ばれる親父に中学越境通学させられて、親父のことで五郎に怒鳴られたりして(全然れいちゃんは悪くないのに)親父は事故で母親を死なせてしまうし、好きな純は自分のことで頭いっぱいで支えてくれないし、親父に夜逃げはさせられるし、もう無茶苦茶ですがな人生なんだぞー。
後年、真珠夫人になったとしても、それはれいちゃんのせいではない。
純の思春期と旅立ちを描いた「北の国から」でもTop3に入る名作!
(2004-08-17)
純とれいちゃん(横山めぐみ)との初恋を描いた名作!
二人の本当に中学生の頃の真っ直ぐで純粋な気持ちが随所からにじみ出ていて、
自分の思春期の頃の純粋だった気持ちを思い出してしまう事でしょう。
しかも富良野や美瑛の四季移ろいゆく風景がとても美しいこと。
家庭の事情で、夢をあきらめ、純の前からも人知れず去って行かなければ
ならなかったれいの心。雪の上に残った、一回振り返って、去って行った足跡。。
尾崎豊の歌はこれ以上にないジャストマッチで、
ラストシーンの、心に少しやましい気持ちがありながらも旅立つ純へ
五郎が渡したなけなしの餞別も、親の愛は計り知れないものなんだって、
涙なくして見れません。
淡い初恋
(2004-01-07)
この作品を観るといつも胸がキュンとします。初めての不器用な恋と富良野の風景にふさわしい純粋な恋がうまく描かれています。
キーワードとなる尾崎豊の「I Love You」は歌詞をよく聴くと純とれいちゃんの恋にぴったりなんですよ!「何もかも許された恋じゃないから二人はまるで捨て猫みたい」「若すぎる二人の愛は触れられぬ秘密がある」など。
横山めぐみちゃんがとにかくかわいい!
北の国
(2003-12-18)
本作品の大きいところは要所毎に尾崎豊の曲が流れていた事だと思う。尾崎の心に迫る歌唱っぷりは物語全体の雰囲気を更に高めていた。
ストーリーは素晴らしかったのは言うまでもないが、撮影・風景も最高だった。終盤れいちゃんが居なくなった、純が辿りついた誰も居なくなった避難小屋のシーンは素晴らしかった。大地一面に広がる雪景色の中にれいちゃんが歩いたと思われる足跡だけが残っていた。。ああいうシーンは本当にスタッフも上手いと思った。また更にれいちゃんが振り返る回想シーンがオーバーラップしたシーンも巧みだったし、バックに「I love you」が流れた時にはなにも形容できなかった。
最後のトラックに乗りこんで上京するシーンで運転手のおっちゃんがとても怖そうな人で自分もびびってましたが、無言で泥札を手渡されたシーンあれが全てでしたね。