わからない
(2008-06-01)
何故日本中が泣いたの。時代がよめない。前評判が良い分少し拍子抜けでした。人それぞれですが、感動作ではない気が…ラブストーリーとも違うし。自分にはよく分からない作品です、何回か観てみれば何かわかるのかな?ハルベリーはよかったです。
社会派ドラマかと思いきや・・・
(2008-01-04)
人種差別を描いた映画で、そこにメッセージがある事は何となく伝わりました。
ただ、ハル・ベリーが演じた主人公が良く分かりませんでした。
死刑囚になる夫をどれだけ愛していたのか。冒頭の死刑執行のシーンが無意味に長く、しかしそこにハル・ベリー演じる主人公の感情が垣間見れませんでした。
それに、子供を亡くして何故数回会っただけの男とセックスしてしまうのか。必要以上に過激でこれまた長い性描写。ただ欲情を吐き出してるだけで、はっきり言って引きました。
差別主義の家庭で育った白人の男が黒人の女と出会い、惹かれあい愛し合うようになる。簡単に言うとそんなストーリであるが、あの過激な性描写のせいで全てが色仕掛けに見えてしまった。
つまらなくは無いけど、感動も無かったかも。個人的には苦手な映画です。
監督の真意はどこにあるんだろう。そんな疑問が残った映画でした。
アメリカ社会の寂しい寂しい大人たち。
(2007-10-31)
秀作である。アメリカ合衆国という国家で、競い合う文化の中で、生きていた人たち。一体どのような日常生活をしているのか。人種差別。宗教差別。貧富の差、これらは当然のこととして受け入れられている社会。それに反抗する少数者たち。常に問題をはらみながらも地球上に影響を与えつづける巨大国家、アメリカ合衆国。国民背番号で管理することを自明のこととする社会。
寂しいのだ。孤独なのだ。奇妙なアメリカ的風習を作りつづけないといけない。癒されるための儀式が無限に用意されている。開発されていく。黒人一家、白人一家。黒人一家は素朴に必死に生活のために生きようとしている。それが当然なのだ。
黒人一家の亭主は刑務所に入所。女房は太った息子をかかえて働いている。亭主は死刑執行。それに立ち会った看守は息子とけんか。息子は自殺する。辞表を出した看守。夫を失った黒人の妻。子どもが倒れた。そのとき、助けたのは、退職した元看守。2人は寂しさの中でお互いをいたわり合う。年齢も父と娘の差はある。男には父がいる。父を施設に入れた。2人だけでやっていけるか。なにもかも無くした男と女。白人と黒人。男の好物はチョコアイス。黒人の肌の色もチョコレート。寂しい、寂しい。大人の映画。
この作品で黒人女性はアカデミー助演女優賞をとった。彼女は美しかった。
チョコレートって 甘いもの?
(2007-10-06)
チョコレートという題名とは関係なく・・
内容はかなりシビア。
看守の親子に、
死刑になっただんなのおくさん その他・・
いろいろ考えさせるけど
結局言いたいことは
人は好むと好まざるとにかかわらず
ドロドロとした因縁というか、業というか
そんなものをもって生きているっていうこと。
どんなに忌まわしい状態でも
苦しい状態でも
人は生きていくことが大事。
原題は、「MONSTER'S BALL」(怪物の舞踏会)というのだそうだ。
舞踏会の真ん中で、ぐるぐる廻って踊っているのは誰なのだろうか ^^
原題の方が映画にマッチしているような気がした。
ひとつだけ変だとおもったこと。
あんなに黒人に偏見を持ち、白人至上主義を貫いた主人公が、こどもの死と共に、去勢されたように声も小さくなり、生き方も変わってしまう。
ちょっとストーリー展開としては、極端な気がした。
もう少し、変わっていく過程がほしかった。
かなっ(笑)
珍しく邦題が原題よりもいいと思えた映画
(2007-04-28)
ハル・ベリーがアカデミー賞主演女優賞を受賞した言わずと知れた傑作映画。
原題は『MONSTER'S BALL』で、邦題は『チョコレート』。もし原題のままだった
らあまり日本ではヒットしなかったでしょう。原題を改変した邦題ってあまり
いいのがなかったりしますが、この『MONSTER'S BALL』に至っては『チョコレート』
という邦題は抜群だと思います。素晴らしい。原題のままだと観る前に少し構えて
しまうと思いますが、『チョコレート』だと比較的軽めの気持ちで観始めますので、
衝撃が大きくなる。『チョコレート』というタイトルと映画の内容とのギャップが
素晴らしいのです。それだけではなく、作中に出てくるチョコレートアイスと相ま
ってメタファーを上手く表した邦題になっていると感じました。
この映画の見所と言えば、やはりハル・ベリーの演技に尽きるでしょう。こんなに
も重い内容の脚本を表現しきったハル・ベリーのすごさ。そして体当たりの演技。
すごく魅力的で、キレイで完全に彼女のファンになってしまいました。
この映画、近所のレンタルビデオショップで「恋愛コーナー」に置かれていたのですが、
確かに恋愛も軸の一つとはいえそれはないだろうと思ってしまいました。
もし、この映画を「恋愛映画」として観るのならある程度の覚悟をしてから観たほう
がいいです。
ただの「恋愛映画」ではないです。