フルコースのシナリオ
(2005-04-29)
この第1作は、見せ場満載のメインディッシュだらけのフルコースのような構成だ。それでも、中盤の志村喬さんの登場などでメリハリがついていて見応えは十分である。
渥美清と山田洋次の合体・成功。
(2005-02-17)
テレビで評判、山田洋次が松竹を口説いて映画化した。
渥美清の名口上が歯切れよく続く。この口上。渥美は元来はテキ屋なのだ。現在国宝として評価されている。
テキ屋映画がやくざ映画をのっとた瞬間である。さくらは印刷会社の職工ひろしと結ばれる。皆、祝福。
あの時代は寅ごときを怖いと感じさせない力を日本人は持っていた。志村喬、笠知衆という巨頭も登場している。
さくらを演じる賠償智恵子はまぶしいくらい美しい。
その後は山田の思惑通りかシリーズ化されていく。
シリーズ化されたのは、3ヶ月後に上映された「続男はつらいよ」のヒットを待たねばならない。
1969年、シリーズ化した。よかった。
人呼んで「フーテンの寅」と発します!
(2005-01-31)
男はつらいよ〈シリーズ第1作〉
『この作品は、最初でも在り、最後でも在る。』
日本映画界の金字塔作品です。傑作中の傑作です。
車寅次郎主演の「男はつらいよ」のすべてが存在します。
偉大な大樹の幹的作品です。後に続く作品は枝葉です。
『この作品は、生きている車寅次郎のすべてで在る。』
あらゆる要素、泣き笑いのすべて、見事な起承転結。
完成を超えた向こう側に存在する「未完の大器」です。
この第1作の存在が後の遠大なシリーズを呼んだのです。
すべての出演者達が神懸かりな演技を披露しています。
素晴らしいテンポで物語は展開し、的確に的を衝いて行きます。
まさに空前絶後、前代未聞の日本映画です。
人間・車寅次郎、可憐なさくら、お人好しのおいちゃんと
おばちゃん、間の悪い蛸社長、惚けた御前様とバカのげんちゃん、
実直なひろしと職工達、そして憧れのマドンナの存在、
ワンスポットだけの豪華なゲスト陣。
さまざまの人間模様が見事に絡み合い
素晴らしいハーモニーを醸し出す。
最高のエンターテイメント作品です。
『わたくし、生まれも育ちも葛飾柴又です。
帝釈天で産湯を使い、姓は車、名は寅次郎・・・』
嗚呼!また寅さんに会いたくなって来ましたので、
今日は、これくらいにしてあげましょう。ジャン!ジャン!
面白いねぇ
(2003-07-21)
この時点では、シリーズにする気は無かったから、何だか盛りだくさん、って感じで、さくらと博は結婚するし、満男も生まれるし。
森川信のおいちゃんは、面白いねぇ。「ばかだねぇ。あいつぁあホントにばかだねぇ」がいい。
“寅ッ…!”身内でなくってよかったヨ!
(2002-06-26)
“寅さん”や“寅!”、呼び方は人により違うが、みんなに愛され、可愛がられる、と、いう…
私は違うな!
映画も見るけどね…
“寅ッ…!”身内でなくってよかったヨ!
エッ、私が“寅”にやる事が、似てるって???…