見方によってはまぁまぁ
(2003-05-10)
内容は物足りなさがありますが、ニコラ役のエイドリアン・ブロディに注目してみるとそんなに悪くなかったです。
いやなヤツの役なのになぜか魅力的に見えてきてしまう。。。レトー役のサイモン・ベイカーもそう。男性二人のキャストは悪くなかった。
「戦場のピアニスト」でブロディに注目した人にはオススメ。彼の美しさを堪能できる一品ではあると思います。
全部がイマイチ・・・
(2003-02-28)
宮廷・ドレス・歴史ものが大好きなのでとても楽しみに観たが、ガッカリ。
ジャンヌがヴァロア家の末裔だとか大司教を使って詐欺を行ったことなど、大筋では史実に沿っているものの、事件への動機付けやその後の展開はあまりにもあっけない。ドレスも、主人公ジャンヌの服はそれなりに綺麗だが王妃マリーアントワネットは召使いかと間違えるほど(体型も災いしてか)貧粗に思えた。これでアカデミーショーノミネートされたの?って感じ。
陶酔するにはイマイチの映画だった。
やはり今ひとつ・・・
(2002-11-03)
アントワネットとベルばらのファンとしては,好きな作品ではあるし,ビジュアルにも堪能しました.特にアントワネット役の女優さん(ヴァネッサ・レッドグレイヴの娘だそうです)は,やや痩せぎすな点以外はイメージにぴったりでした.
しかし作品の出来についてはやはり今一つと言わざるをえません.
一番引っかかったのは,本作のプロローグにもある『首飾り事件がフランス革命とアントワネットの破滅の遠因となった』ことが,この映画だけでは納得しづらい点でしょう. と言うのも,首飾り事件の前からすでにアントワネットが民衆の憎悪の的となっている上に,首飾り事件判決後の民衆のリアクションについては全く描かれていないのです.
加えて,本事件のとどめのエピソードである『ジャンヌのインチキ回想録による王妃中傷』も描いていないのに首をひねりました. これを描くと,本作の「悲劇のヒロイン」的なジャンヌのキャラクターが成立しなくなるために割愛したのかもしれませんが,そう考えると,やはりジャンヌの設定の歪曲自体が一番の問題だったとういうことでしょう(確かに実際のジャンヌも悲惨な幼少時代を送っていますが,父親は放蕩者で別に民衆の味方でも何でもありませんでしたし,ジャンヌも首飾りで得た大金は道楽にしか使っていません).
ベルばらでも史実の歪曲はありましたが,作品の傷にはなっていなかったですし・・・この映画もやはり,史実通りに徹底した悪女の主人公にしていた方が面白かったと思います.
いまいち
(2002-10-19)
主人公のヒラリースワンソンはじめ、見事なキャスティングだと感じました。主人公はもちろん主人公以外の各俳優の役作りもさることながら、単に見た目のルックスのマッチングにも感心しました。例えば、主人公ジャンヌも、高貴な役どころのマリーアントワネットという歴史上あまりにも有名な人物と絡み合わせながら、高貴すぎず下品すぎずよかったのではないでしょうか。
実話とあれば、あれこれ言っても仕方ないですけれど、主人公のあれほどまでの執着心の出所を、どうしても理解できませんでした。エンディングひとつをみても、なにか物足らなさの残る作品でした。
衣装だけに注目しても、いかにお金のかかった作品か、それは予想に難くありません。それだけにちょっと残念。
ヴィジュアルは◎
(2002-10-13)
実際にあったというこの「首飾り事件」、私はほとんど知らなかったので興味深かったです。フランス革命についても、わりと勉強になると思います。
アカデミー賞の衣装デザイン賞にノミネートされただけあって、衣装は豪華絢爛。宮廷ものが好きな人は十分楽しめるはずです。
ただ、主人公ジャンヌには感情移入できない。というか彼女の哀しみや執念がいまいち伝わってきません。ヒラリー・スワンクの演技というより、脚本的に人物が完成されていないように思います。主人公以外も。