本当の総合芸術
(2008-10-08)
ジェームズ・キャメロンの集大成超大作だ。他の映画ではこっぴどい批評をするのでその前に書いておく。最高の映画である。美術効果もいいし視覚効果もいい。CG等も見分けるのに十数回見た。そして、なんと言っても音楽がいい!まあ、百聞は一見にしかず、見てない人は必見ダ!ちなみに★4つなのは特典がすくないから。今度、アルティメットエディション買うかァ…。
とても美しく悲しい悲劇の感動巨編。ですが・・
(2004-09-20)
船が沈む直前まで、人々の心をなだめようとバイオリンを弾き続けた奏者達、
責任感から自分が設計した船と運命を共にした技師アンドリュース、
自分の過ちの自責の念で船に残り沈んでいった船長、
混乱を沈める為とは言え人を殺してしまった自分を許せず頭を撃ち抜いて自殺した船員、
死を覚悟して抱き合いながら部屋に残った母子や老夫婦、
そしてローズを助けるために氷海で凍死し沈んでいったジャック
それぞれの運命を絶たれ死んでいった数千人の犠牲者
それぞれの美しく悲しい死に様は非常に感銘や悲しみを与え、
涙なくしては見れませんでした。
ただローズについては
確かに家を残すために、したくもない結婚をしなければならず
自由に生きる事が出来ず、とても可哀想だとは思います。
ただ、だからと言って、婚約者ホックリーは彼女を愛そうとし
彼女に心を開いて欲しいと、高慢とは言え彼なりに努力をしていたと思います。
それを無残にもこれ見よがしに裏切り、
最終的には仕方なかったとは言えジャックをも死に追いやってしまいました。
ストーリー全体的には非常に美しく悲しく、感銘を受けるものですが
正直ローズについてだけは、女性中心の、男性が女性のために犠牲となる美しい犠牲愛が強く感じられ
女性と男性が双方とも幸せになる、それがなかった所だけが残念で仕方ありません。
迫力満点
(2004-09-09)
とにかく映画のスケールがすごいです!こんなに迫力のある映画を観たことがありません。タイタニックのよさは、このスケールの大きさだと思います。この舞台で演じることのできたディカプリオやケイトは幸せだと思います。
二人の恋はとにかく燃え上がるんだけど、それはお互いの身分が違うという制約があったからでしょうね。野心家のジャックと自由になりたいローズの出会いはまさに運命であり、短い間しか一緒にいられなくても彼らは一生分の恋をし愛しあったと思います。
ローズが向かう場所
(2004-08-02)
何度も映画を見ていて、ふと思った事があります。
ジャックはローズに言いますよね、君はココで死ぬのではない、
年を重ねて、暖かいベットの中で死ぬのだと。
馬に“男のようにまたがって”乗り、女優として生き、
最後に彼の書いた絵に再び逢えてあと彼女がやり残した物は。
最後に若返ったローズとジャックがあの時計のある階段の所で
キスをする時、周りは皆、船と共に沈んだ方々です。
と言う事は・・・。
私は、ネックレスを投げ捨ててたあと、
船室に戻ったローズは、ジャックに言われたように
暖かいベットの中で、そっと、誰にも気づかれずに
ジャックの元に旅立っていったのだと思っています。
みなさんはどう思われますでしょうか?
ローズの謎
(2003-12-03)
テレビでタイタニックの引き上げを見て、102歳のローズは沈没現場へ行きます。
「碧洋のハート」を持って。
なぜ、ローズは、75年間も「碧洋のハート」を持っていたのでしょうか。
売りもしないで。
そして、なぜ、ラストシーンで「碧洋のハート」を海に投じたのでしょうか。
映画の最初、J.Dのサインがあるローズを描いた絵を見たときに、ローズは
絵を描いた時のジャックの真剣なまなざしを思い出します。
命をかけて自分を救ってくれて、人生の意味を教えてくれたジャック。
ローズは、ジャックの写真さえ持っていませんでした。
75年間、ローズは、ジャックの真剣なまなざしを覚えていたのです。
「碧洋のハート」を身につけて、それだけを身につけて、ジャックに自分の
絵を描いてもらいました。それはローズ生涯の思い出でした。
その時のジャックの真剣なまなざしを思い出すために、たとえそれが嫌いな
婚約者ホックリーのプレゼントであっても、ローズには「碧洋のハート」は
必要でした。
バクストン達のおかげで、ジャックが描いた絵が深海から引き上げられました。
宝石よりも、ジャック自身が描いた自分の絵の方が、ジャックを思い出すことができます。
(現世での価値はローズには関係ないのです)
そこで、絵が手に入った今、不要となった「碧洋のハート」を、ジャックと
ともに海に沈んだ人たちの鎮魂として、海に沈めたのです。
「女は、海のように深く、秘密を胸に秘めているものよ」というローズ。
とても印象的なラストでした。