高校生こそが見る映画
(2007-11-11)
この作品を観たのは高校生の時です。
言葉にできない虚無感や退廃的な感情を表わしていて、すこぶる共感した覚えがあります。
田園風景がすごく悲しくて美しかったです。
その時の記憶を基にレビューを書いているので、今見るとどうなのかは正直わかりません。
ただ分かることは、高校生の時期に見てよかったということです。
文学でいえばゲーテの『若きウェルテルの悩み』なんかも高校生のうちに読んでおくべき作品ですが、映画にもそういうように時期相応というものがあるのではないでしょうか。
え?
(2007-09-03)
さいご、これで終わりじゃねえよなぁとか思ってしまった。
映像は綺麗。音楽はまあまあ。さりゅはあんまり好きではないし、それを抜きにしてもそこまで崇めたてまつる音楽がこれなの?って感じ。
14歳のリアル。私は比較的内面は屈折していたが、外面上あまり問題なく過ごしたのでちょっとわからないけれど、こんな危険性を秘めているのだろうなぁということは評価できる。
しかし……映像の美しさと14歳のリアルをこうやって結びつけるから
「空を飛びたい」
なんて発想生まれるんじゃないのかなぁと、私の過去を思い出して感じます。
そもそも空を飛びたいと思って自殺することが何のリアルなんだ?
これは14歳の見るリアル。純粋で、自分と目の前の世界しか考えられなかったリアル。だけど、それを美しくして、何を訴えたのだろうか?
また、学校の先生がほんとうに胸糞悪かったです。役者の演技は普通レベル。これこそ14歳には見てもらいたくない映画。そして14歳を残酷だけど美しいと感じる人は好きと感じる映画。私は残酷だとは思うけど、美しいとは思わないので☆1つです。
すごく好きな映画。
(2007-04-29)
かつての親友や仲間から執拗ないじめを受ける主人公。
家や学校にも居場所の無い彼の唯一の拠り所はリリイ・シュシュの歌だけであり、
その存在だけが、彼を皮一枚の所で踏みとどまらせていた。
どこまでも広がる田園風景、リリイの歌、
ドビュッシーのアラベスク。
映像や音楽がとても綺麗で、
その綺麗さが物語の中の残酷な部分を増長させていたようにも思う。
また、主演はまだ中学生の頃の市原隼人くんで、かなり良い演技してます。
あの彼の持つ穢れのない澄んだ瞳は、この役には必要不可欠だと思う。
忍成修吾くんも、リアルないじめっ子役を演じきっていて怖いです。笑
彼は撮影が終わったあと、この役が辛かったことを打ち明け、
出演者に泣いて謝罪したというエピソードもあります。
蒼井優もさすがで、大きな存在感を示してます。
この映画が残酷で嫌いだという人やリアルじゃないと思う人も多かれと思いますが、
私はすごく好きです。ぜひ観てみてください。
邦画好きにしてくれた作品
(2007-03-25)
えぐり出した中学生のリアルを、あの音楽と映像がかき消してくれている。と思いたいがそうではなく、よりその残酷さを際立たせている。
見たあと、何とも言い難いうやむやな気持ちがずっと残り、それでもリピートして見ていた自分がいた。
それからネットで、この映画についての解釈を熱く語られているのを読んで、より興味がわき好きな作品へとなった。
この作品は決して底浅くはなく、監督の意図を知れば知るほど奥深い。
再販されてすぐに購入して本当によかったと思う。
時がたち中学のころの年とだんだん離れていくにつれ、見えてくるものもある。
繰り返しみて、また違った感情を掘り起こしてみてください。
見るんじゃなかった
(2007-02-10)
正直見終わった感想は、胸糞悪いただそれだけ。
岩井さんの作品は映像が大体がそうだが映像が綺麗なだけで
何が言いたいかよくわからない。
好きな人もいるだろうが、個人的には二度と見ないだろう。
映画とよべるのか?