考えると重いテーマ
(2005-12-23)
幼い頃町がダムに水没する際、両親に捨てられた男の子。大きなトラウマを抱え精神病院に入れられて育つが脱走。それが全ての始まり。彼(ロバート・ダウニー・Jr)は持てなかった「家族」と「帰る家」を求めて異常犯罪に走る。一方、挿絵作家クレア(アネット・ベニング)は断片的に見える白昼夢や悪夢に錯乱状態となるが、犯人が彼女を通して示す予知能力と判る。それが判ったときには既に娘も夫も犠牲者となっていた。続く悪夢が示す不幸がまた幼い女の子と知り、彼女は彼と戦う決心をする。
このストーリー、単にサスペンス・スリラー作品として存在する前に、「家族」と「帰る家」の持つ意味の重さが胸に迫る。残虐非道な人間でありながらも、それを持てずに育った男への若干の同情が捨てきれない。「家族」と「帰る家」を奪われた幸せだったクレアへの同情と同居する。あのエンディングで、クレアの娘レベッカの登場はひとつの救い。彼に救いはないのか。
アネット・ベニングが美しい
(2002-08-02)
監督はニール・ジョーダン。主演はアネット・ベニング。とても美しいミステリー映画です。ヒロインに予知能力がある設定もそそります。とても地味で悲しい映画でちょっとニール・ジョーダンらしくない感じがしますがアネット・ベニングの映画としてはかなり好きな映画です。