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不思議惑星キン・ザ・ザ [DVD] お気に入りに追加

出版社・発売元:

キングレコード

媒体: DVD
ランキング: 25858
発売日: 2002-05-01
レビュー (Amazon.co.jp)
   旧ソ連が製作した、摩訶不思議なSFコメディ映画。自分は宇宙人と名乗る裸足の男が持っていた空間転移装置によって、キン・ザ・ザ星雲のキテレツな砂漠の星ブリュクへとワープさせられてしまった建築技師と学生が、何とかして地球に戻ろうと悪戦苦闘するさまをのんびりと描いていく。
   この星の人々はどうにもいいかげんなのだが礼儀にだけはうるさく、そのわりには街の治安が悪い。またここではなぜかマッチが非常に価値がある。砂漠の向こうから浮遊してくる飛行物体のアバンギャルドなデザインと、そののどかさとの奇妙なギャップも楽しく、音楽もシュール。アメリカなど資本主義国とはどこか感覚が異なる世界観の味わいに満ちた作品。監督はグルジア共和国出身のゲオルギー・ダネリア。(的田也寸志)

カスタマーレビュー

クー(傑作)!この冬新アニメ版登場?  (2008-04-20)
20年くらい前、観ました。そしてそれ以来、忘れた頃に見返してます。(笑)間違いなく傑作です。
今年、新しいアニメ版が出るという噂もあります。今から楽しみです。
キンザザ語:キュー 公言可能な罵声語。クー それ以外の全ての表現。というのも笑えます。
世界がスターウォーズに熱狂していた頃、ソ連では「クー」っとやっていた訳ですから。

久々に見返してみて、オープニングの何とも言えないのんびりした不思議な曲の最後に「クー」と入っていて、笑っちゃいました。
この惑星の設定は、共産主義で物資不足、密告社会であったソ連の比喩ということですが、
それをユーモアたっぷりのコメディSFとして表現したことや、監督の有名さで、当局の検閲の目から逃れることが出来、結果、当時のソ連では大流行したそうです。

17年くらい前モスクワに行って、マックレーニン(マクドナルドのマークにレーニンのロシアアバンギャルドなイラストが入った)Tシャツを買って、ロシア文字しかない地下鉄の路線網に迷った時、
降りる駅を教えてくれたおじさんに「クー」とやったら、まじめな顔をして「クー」と返され、
それこそ、キンザザに来たような感覚に囚われました。
モスクワの地下鉄って凄く深くて、エスカレーターも恐ろしく早いし、坑道のインテリアもゴージャスでした。

観たことがない人は、例えば、アキカウリスマキがSFを創ったらこんな感じになるのでは?と勝手に思いますが如何でしょうか?

SFはアメリカとソ連が超大国ですが、やはり、リアルな世界でもアポロとソユーズで宇宙競争をしていたからなのでしょう。
文学や、映画と言ったインテリ層の人たちの意識も、この2大国は他の国と違うと思いますね。

日本もアキラがありますが、どちらかというと、ブレードランナーなど外国のSFでモチーフとして使われることが多く、早く誰か日本からSF新時代を描いてくれないかな。

この映画、観てない人は見た方が良いですよ。

SFカルトの金字塔  (2008-02-08)
ちなみにVHS盤と復刻DVD盤では日本語吹き替えが多少違っています。VHS盤では「磔・八つ裂き」などの過激な表現が一部使われています。まあ、よくあることですが。

こんなSF見たことがない  (2008-01-02)
SFのワープと言えば、
空間がヴィーーンってゆがんだり、
ものすごい機械を使ったり、
リアルっぽさを強調しているイメージがあった。

しかし、この映画と出会ってその概念が覆された。

いい意味でも、悪い意味でも、誰しもがこの映画を観出してものの数分で度肝を抜かれるだろう。
そして、映画を見終わるころにはとにかく「クー!」と叫びたくなるにちがいない。

とにかく、SFのわざとらしさが嫌いな人は一見の価値ありである。

とっても面白かったです!  (2007-09-07)
摩訶不思議な感覚のSFでとても面白かった。
映像はアートしてるし音楽も奇妙な味わいだ。

砂漠の風景に広がるシュールな世界観がツボ、
登場人物の動作もマンガちっくでそそられる。

「ク〜〜」ってセリフがいちいちおかしいし、
この映画の持っているリズムがたまらなかった。

異星人との間に芽ばえた友情のようなもの、
未知の世界に迷い込める大当たりの映画だった。

一風変わった映画を味わいたい方にオススメ!

将来、キン・ザ・ザに迷い込んだときのために
実用用語辞典も参考になりました。ク〜〜♪

ステテコの色で身分が決まるなんて(笑)  (2005-11-30)
冬のモスクワ。マシコフは街頭で青年ゲデバンに「あそこに自分を異星人だと言う男がいる」と声を掛けられ、その怪しい男と言葉を交し、男が持っていた「空間移動装置」を押してしまう。その瞬間、2人は砂漠のど真ん中にワープ。仕方なく歩き出す2人の前に釣鐘型の宇宙船が飛来し、異星人ウエフとビーが現われた・・・。

この後、地球人2人の帰還劇が展開される。といっても、スペクタクルもパニックも、この映画には存在しない。独特のテンポと間合いで、調子はずれに、物語は進んでいく。そのまったり加減が心地いいのだ。

あらゆる会話が「クー」のひと言で済まされる異星人同士の間抜けなあいさつ。死ぬ直前の息をパッケージしたお墓。そして、どこか憎めない異星人コンビ、太っちょウエフとのっぽのビーなどなど、よくもまあ摩訶不思議な設定を考えたものだ。

果たしてマシコフとゲデバンは無事、地球に帰り着けるのか。観終えるころ、「クー」と思わず口にしていることを約束しよう。

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