しみじみと切ない映画です。
(2008-09-13)
結局、どこにも居場所を見つけることが出来なかった3人が切ないです。
見えない心の痛みが喉の痛みに現れるというミヤコ(麻生さん)描写は、
この映画で新谷さんを演じている永瀬さんの実体験であるらしくて
(ある映画が撮影途中で製作中止になり、その日から喉にボールがあるようになり、
結果入院することになったそうです)心が、見えないボールを
喉に作ることもあるんだよという話を永瀬さんから聞いた行定監督が、
そのネタを使ったらしくて・・・。見えない痛み。
それぞれの3人のかかえていくもの。特に残されたサキコと新谷さん、
どうなるのかな・・と、しみじみ切なくなる映画でした。
ふたりでひとり 女の子の静と動
(2007-03-30)
年頃の女の子を経験した女性なら絶対苦しくなる作品!
サキコミヤコは2人で暮らしている。
自閉症気味のサキコは一日中部屋にいて、たまに屋上で自分の影を追いかける。
ミヤコは不感症のホテトル嬢。呼ばれてはそこに出向き、気乗りしないセックスを繰り返す。
ある日ミヤコのとった客「新谷」によって2人の生活が、関係が、変わっていく。
サキコとミヤコはまさに対岸の存在。
保守的なサキコ 破滅的なミヤコ
しかし、女の子は両方を持ち合わせているのではないでしょうか?
サキコ+ミヤコ=ひとりの女の子
自分の中のサキコの部分がサキコに共感し、自分の中のミヤコの部分がミヤコに共感する。
両方の気持ちがちょっとずつ分かるから胸が苦しくなる。
タイトル「贅沢な骨」の意味もラストでなんとなく分かる。
絵のキレイな作品で、ラストは沁みます。
アートムービーっぽい映画
(2005-08-28)
これはヒット映画から少しはなれてこんなのも見るかなーって人にドギューンかも・・・冒頭。女2人が笑いあう。一人の女が喉につっかかった魚の骨を気にして魚のように口をパクつかせている。それを贅沢な悩みと可愛らしくほほ笑むもう一人の女。そのかわいらしいやりとりにイイ!なんかイイ!ってなるなら夢中で見れます。二人はルームメイト。ホテトル嬢でルームメイトを好きで養っているその女は話を一転し、ギターやレコードを奏でるルームメイトの女に「この間客とヤッて初めてイッたんだよね」と言う。そんなことからふたりきりだった世界はちょっとずつ変わっていく。
不思議な空間、ヒトが想うヒトへの気持ちの複雑さ、もどかしさやそこから起こる屈折した行動それが伝わる映画です。最後まで理論的になると何が言いたいんだかってなるけど主人公たちの異なる不思議な魅力にどこかひきつけられてしまう。オンナの子ならこ二人の女の一面をどこかに持っている。
オトコはきっと二人の女の色っぽさにやられます。ヌードで体張ってます!
監督はあのGOやセカちゅーの行定勲。わたしはこの人のはかなげな不思議な空間が好きです。
傑作!!
(2005-07-25)
日常と非日常 奇抜な話の中に見える日常 きっと誰もが持っているつらく暗い過去 見ていてすごく心が痛くそして せつない
誰もがもっている孤独感と寂しさ 三人がその距離感と孤独感と痛みをうまく演じていて傑作です
行定勲監督 初期の作品むしろ今よりいいかも知れません
主演のベテラン永瀬正敏はもちろん麻生久美子 つぐみもすごくいい
邦画ファン必見です。
悲しくも純情な恋・・・
(2005-05-04)
うまく行かない恋・・・経験あります!彼を奪い合いながらも、友人を心配しながら罪悪感に悩み、共に泣いた・・・これって私には痛いストーリーでした!私たちはずっと友人ですからこの映画でもハッピーエンドで終わって欲しかったです・・トーチソングって、応援歌に聞こえます!悲しい恋・・・皆さんには経験して欲しくないですねw