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プラトーン 特別編 お気に入りに追加
オリバー・ストーン
ロバート・リチャードソン
アーノルド・コペルソン
出版社・発売元:

20世紀フォックス・ホーム・エンターテイメント・ジャパン

媒体: DVD
ランキング: 51527
発売日: 2002-03-22
レビュー (Amazon.co.jp)
   1965年に名門エール大学を中退し、上流階級の地位を捨てて、ベトナムで英語教師を務めた。67年には志願して米軍の歩兵となり、かの地を踏んだ若きオリバー・ストーン。ヒロイックな正義感で戦場に赴いてしまった当時の自分を内省し、その凄絶なる体験を告白した自伝的作品である。
   彼の分身である兵士の目を通じて映しだされるのは、最前線での狂信的な隊長と班長の対立。そして極限の状況下での虐殺、強姦など、人間最大の愚行。ストーンは脚本執筆後、約10年間ねばって映画化を果たし、アカデミー作品賞、監督賞、編集賞、音響賞の4部門を獲得した。テーマ曲であるサミュエル・バーバー作曲の『弦楽ためのアダージョ』を奏でたジョルジョ・ドルリューの音楽が、悲愴感をいっそう高めている。(轟夕起夫)

カスタマーレビュー

ベトナムに舞台を借りた人間ドラマ  (2003-10-06)
 
新兵が古参兵を見ていろいろ経験を積んでいく。
汚いやつもいれば、ずるいやつもいる、そして尊敬できる人間もいる。
戦場ではそれがまた色濃く見えてしまうって事でしょう。

特にベトナム映画でなくても良かったのでは?
ベトナム映画としてならば黙示録やフルメタル、ディアハンターの方がお勧めです。

しかし、人間ドラマとして観るならばいい出来です。
特にウイリアム・デフォーの演技に注目です。
第一印象は悪いし悪人顔の彼が実は人間味のあるとてもいいやつだった。
実社会でも良くありますよね、こういうこと。

彼の最期のシーンには感動しました。
まあ、このシーンのためにだけでも見る価値はありです。

残念  (2003-07-28)
作品賞を受賞というのはわかる気がしますが、それほど手放しでよい映画であったとは思いませんでした。善悪を持ち込んで参戦した主人公がエリアスに惹かれ、善悪など前線では無用のバーンズと結局は同じことをしてしまいラストの「エリアスとバーンズの子のように・・・・」という言葉をはくまでにいたってしまう現実とその悲惨さを描いたという点はよかったのですが、良くも悪くもそれだけで少し拍子抜け。

「地獄の黙示録」が帰国したにも関わらず母国に居場所がなくて結局、再度戦場を求めてしまうウィラード大尉と戦争おこす現実の世界に自分の居場所を求め、王国をつくってしまったカーツ大佐のような人物、居るべきところを全く喪失してしまった人々へのオマージュであったように、本作も戦争状態!で非人間性を失った人への哀悼のように見えてしまい(主人公の心のうつりが)非常に残念。

ヴェトナム映画として…。  (2003-05-31)
星の数ほど有るであろうヴェトナム映画としては後にも先にも
この作品が色々な意味で最高かつ最強かと思われる。
ジャングルの奥深い空気感がひしひしと伝わってくる名作。
ヴェトナム戦ものを観るのならこれ一本観ておけば充分だと思う。
戦争映画嫌いの人にも、この緊張感を是非お勧めしたいものである。

男性性の葛藤  (2003-05-06)
 私がこの映画を初めて見たのは小6の時でした。今でも、終盤の戦闘シーンの凄絶さが見終えた後寝ようとしたときにフラッシュバックしたことを、鮮明に思い出せます。

 この映画には珠玉のように素晴らしいシーンがたくさんあります。私が特に気に入っている細部はアメリカに生きる人々を記号的に、俯瞰図的に描いているところ(スラングや訛り、人種など)(記号的なのですが、だからこそ)、ベースキャンプで主人公、エライアス、キング等アンダーワールドに出入りする人々が女性的な音楽の中で友愛に満ちた時間を過ごすシーンです。
 主題は、この映画は一言で言ってみれば「男性性の葛藤」を描いたと、いうことに尽きると思います。極限状態である戦争という場において最も露見する種類の。

 !チャ―リー・シーン演ずる主人公が最後に「僕はバーンズとエライアスの間に生まれた子供のような気がする」というように、半人前の男である主人公が二人の(両極の役割、立場を代弁する)一人前の男達の闘争をに巻き込まれる映画です(結局主人公は一方の立場を支持するわけですが)(その時の彼の残酷な表情!)。この闘争の真の悲劇性は彼等が二人ともも殺されてしまう(どちらも現実的に成功し得ない)ことであり、それは端的にエライアスの死に様、バーンズの「殺せ(殺してくれ、と懇願しているようにさえ聞こえます)」という台詞の中に象徴されます。

 大義を信じられなくなり麻薬を嗜み、しかし人間的であり、であるがゆえに殺されることとなったエライス。大義(システム)への完全の信頼(忠誠)を!誓い、組織のことを我がことのように考える責任感のあるリーダーであるものの誤謬を犯し(味方殺し)、矛盾に陥るバーンズ(あたかも死を強制するような、オーニールの懇願に対する拒絶)。

 現代社会に生きる私達への強烈な問いかけとなっていると感じています。

僕ら日本人とはとてもかけ離れた世界です  (2003-03-17)
この戦争のおかげで日本も経済大国に上り詰めたのだから、見てる自分がホント惨めになる映画でもあります。若者たちは正義を信じてベトナムへいったけど、そこで見たのは正義というよりも単純に自分が生きるすべだったのではないでしょうか。とにかく悲しいいけどなぜか感動もしてしまう映画です。

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