作画や演出はひどいが、意外に奥が深いミュージカル
(2008-09-12)
続編というには、あまりに作画や演出の質が落ちる。でも、それは、ディズニーのOVAではいつものこと。劇場用本編とはスタッフからして水準が違う。
で、どうせそんなもの、と思って見ると、意外におもしろい。音楽は、本編並みに丁寧なオーケストレイションが付いて、きちんとしたミュージカル仕立てになっている。
この作品で興味深いのが、ヒロイン。独立心の強い自由奔放な女性でも、知的好奇心に満ちた女性でもない。まして、お姫様でもなければ、人魚でもない。本人が言うように、容姿もさえない。なんの取り柄も才能もない。そのうえ、その仕事は、コソ泥グループの使いっ走り。およそ、これまでのディズニーに出てきたことのないような、ほんとうにふつうの、どこにでもいそうな女の子。いや、それ以下かもしれない。その彼女が、親分に、自分の醜さゆえに恋を諦めているあのカジモドを騙しに行け、と命じられる。
このストーリーはすごい。演出が悪いから、わかりにくいが、マデリーンにしても、カジモドにしても、たがいに相手のウソには薄々気づいている。でも、自分への自信の無さゆえに、どちらも、人に言われるまま、人に騙されるまま、流されていく。そして、ついには、マデリーンは、カジモドの目の前で両手に縄をかけられて、囚獄されてしまう。こんな救いのない、切なく悲しい物語って、ディズニーにあっただろうか。物語の象徴となるのが、内側が美しくきらめく鐘フィドル。
全編、ハッピーで子供向けのアニメを装いながら、話を作った連中は、与えられた条件の中で、いままでのディズニーにない、現代のおとぎ話を創った。見た目ではない、というのなら、あなたも、この作品の見た目ではない、物語の語っているところに目を向けてみよう。
前作より良いかも?
(2006-02-27)
火事のシーンがあったり,カジモドが恋に破れたりする前作と比べると,私はこちらの方が好きです。(もちろん前作も良いけど)日本語吹き替えではサルーシュ役の竹中直人さんがはまってて,そのうえ二人とも頭が・・・とにかく!笑いありスリルあり,そんでもって,ハッピィーエンドかどうかが,気になる方は安心して観てください。
楽しい作品です。
(2003-08-15)
やはり前作に比べると、映像も音楽も数段落ちます。でも、フィーバスとエスメラルダの子供がすごくカワイイ!とか、「ノートルダム」ファンにとってはいっぱい見どころもあります。
ヒロインのマデリンは、エスメラルダに比べると確かに平凡で魅力不足かな?でも、外見しか取り柄がない(とみなされている)ことを気に病んでいるところが、個性といえば個性なのかも。何よりも男を見た目で選んでないし!むしろカジモドに「美人なら誰でもいいのか?!」とツッコミたくなります(笑)。
前作のラストに寂しさを感じた人は、見るべきでしょう!
1で満足なら・・・
(2003-03-15)
ディズニーアニメの「ノートルダムの鐘」の続編です。
前作より画像の質が落ちてしまったのが非常に残念です。
日本語吹き替えのキャストは殆ど替わってしまいましたが、
新しい悪者(だけど、ちょっと憎めない)の声を担当する
竹中直人さんはハマリ役だと思います。
前作で恋が実らなかったカジモドに希望の光が!
1の結末でカジモドが可愛そう!という人にはお勧めです。
人によって好き嫌いが別れそうなヒロイン
(2002-04-30)
音楽やストーリーの美しさや面白さは「ノートルダムの鐘」と変わらず◎なのでこちらもお勧めです。
ただ、キャラクターの色彩が背景の美しさから浮いている気がして、気になりました。今回のヒロインはショートカットで活発そうなキャラですが、その割に個性が目立たず、好き嫌いはかなり別れそうな感じです。
あと、吹き替えの方では前作がちょっと良すぎた感もありますが(劇団四季)そんな中、竹中直人さんがピッタリで面白かったです。前作で実らなかったカジモドの恋の行方にも注目ですね♪