ギリギリの綱渡りだから面白い!
(2007-12-15)
全集七巻。劉備玄徳陣営にようやく諸葛亮孔明が加わるも、戦力で圧倒的に劣ることに変わりはない。なのに、卑怯な戦法・戦術を使いたくないだなんて、玄徳もぜいたく言ってる場合じゃないのにな〜。ところが孔明は、玄徳にこんなムチャ振りされても、曹操軍の追跡をかわす作戦を立てます。
この、「小が大を喰らう」過程が面白い!物量で負けてるけど、頭で勝つってのは、見ててスカッとすること請け合い。曹操ファンの方には申し訳ないが、良いじゃん、ちょっとぐらい負けてくれい!
ただし、玄徳も無傷というわけには行かず、奥さんがこの子だけはと、趙雲に赤ん坊を託す有名なくだりは、涙無くして見られません。「母は強し」だなんて、そんな傍観者的感想を許さない壮絶なシーンとなっています。生身の俳優でなく、人形だからこそ、かえって妙な恐さが染み出ているのを見逃さないで下さい。劉キの援軍、早く来て〜!
ここからが面白い!!
(2002-04-09)
いよいよ諸曷孔明が登場します。彼の天才ぶりがいかんなく発揮され出す巻です。人と人のやりとりが人形と思えないほど緻密に描かれています。蜀が好きな方はかなりはらはらさせられる展開だと思います。これから三国志を学ばれる方にもお勧めです!!