おバカで心温まる映画
(2004-10-23)
ありえないようなキャラの主人公のアホぶりは最高です。コーエン兄弟らしいコメティでした。
画質に対する評価です
(2004-01-22)
これを含めて日本で最初にBOXセットで出されたコーエン作品の画質は全てペケです。とりわけこの映画の場合、オープニングの降雪のNYの夜景の、精細さが失せた画像を見たときは愕然としました。この酷さはパイオニアから出されていた日本版LDの画質と比べれば歴然とします。テクノロジーがより進化しているはずのDVDという媒体で、LDより色調も精細さも失せているというのは一体どういうことなのか?(ちなみに「ファーゴ」もLDの方が画質がいい)おそらく日本にあったポジフィルムか何かでテレシネしたマスターに由来するものだと思うが、日本のDVDは相対的に米国より高い価格設定なのだから、本國でちゃんと作ったマスターを使用した商品を発売してもらいたものだ。しかもこの画質の問題に対する抗議を直接、このメーカーに質した少子に対して取ったこのメーカーのいいかげんな態度も許せなかったので(結局、中古屋さん行きの運命と相成りました)、こういう点数です。
コーエン・ブラザーズのファンタジー(!)
(2003-04-04)
デビュー作の「ブラッド・シンプル」から「バーバー」まで、一部のマニアから根強い支持を得てきたものの、決して一般受けはしなかったコーエン・ブラザーズが初めてメジャー作品に挑戦、今までの彼らのタッチとはまったく異なるファンタジーを作り上げた。
特に、目を引くのが社長の飛び降り自殺のシーンを始めとするSFXシーンの数々と、’50年代のニューヨークを再現した町の風景。カメラワークがどうした、映像美がどうしたというウンチク抜きで、観る者をアッと言わせ素直に感嘆させてくれる。
また、主人公を演じたティム・ロビンスが絶妙。やや力みすぎのポール・ニューマンを横目に、とぼけた味わいのある演技を披露している。恐らく、マニアックなファンからは絵に描いたような勧善懲悪なストーリーや強引なエンディングに不満があるのだろうが、そうでない人にはスレたユーモアの効いた娯楽作として十分に楽しめるだろう。
コーエン兄弟の映画はやっぱり面白いなぁ
(2002-02-15)
主演のティム・ロビンスは,監督としても「デッドマン・ウォーキング」でアカデミーにノミネートされた才人,俳優としても「ショウシャンクの空」などで光った演技を見せている。この映画では他人の陰謀のためいきなり社長に抜擢される無邪気な青年,子供たちのためにフラフープを発明する。コーエン兄弟の映画はやっぱり面白いなぁ。
絵としては何度か出て来る地上45階からの落下シーンが頭に残るが,カタキ役の重役 (ポール・ニューマンが渋い) の執務室の壁に,ビルの表に取り付けられた時計の針が長い影を落としてるシーン,フラフープの工場で色とりどりのフープが機械から吐き出されて来るシーンも素晴らしく美しい。