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2008/10/16 11:18:51 現在
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ギルバート・グレイプ お気に入りに追加

出版社・発売元:

パイオニアLDC

媒体: DVD
ランキング: 14389
発売日: 2002-02-22
レビュー (Amazon.co.jp)
   身動きできないほど太ってしまった過食症の母、18歳で知的障害をもつ弟アーニーと、2人の姉妹。田舎町アイオワ州エンドゥーラで、亡き父の代わりに一家を支え、希望や夢を抱く暇さえない日々を過ごすギルバート。だが、自由で快活な旅人ベッキーとの出会いが、彼の心に少しずつ変化もたらした。
   大切な絆だが、ときに束縛にもなる「家族愛」を切り口に、ギルバートの青春の一片をみずみずしく描いた感動作である。
 『ショコラ』『サイダーハウス・ルール』などの癒し系作品で有名な、スウェーデン出身のラッセ・ハルストレム監督。彼のハリウッド進出第1作目だ。
   出演する映画を選ぶことで有名なジョニー・デップが、このオファーには即OKしたというエピソードを残すほど魅力的なストーリー。また、当時若干19歳にして成熟した演技を見せるディカプリオは、本作でアカデミー助演男優賞にノミネートされた。ほか、『ナチュラル・ボーン・キラーズ』のジュリエット・ルイスら、若手豪華キャストらの名演技も見事だ。見どころ満載の逸品である。(タカハシミホ)

カスタマーレビュー

星10個あげたい  (2008-02-20)
生きる目的が「楽しく豊かに」ではないことをしみじみ思わされました。

貧困、劣悪な環境、障害者のハンディ、日々の労苦、若くして人生の悪条件を背負わされたギルバートは淡々とその重圧に耐えています。そして出来得る限り全てのニーズに応えています。(それが人妻の浮気相手としてでも・・・)

思考を放棄していたギルバートに転機が訪れたとき、やっと自分自身の要求を第一にすることができます。彼の感性は動き始め、人生を見つめ始めます。密着していた家族とも真の意味で心を通わせ、改めて家族との係わりとは何か自身に問います。
「不都合」も様々な「恥」も乗り越えて、ギルバートが突破口となって家族一人一人は自立へと踏み出していきます。

葛藤と向き合うときに人は己を見出し、品性を磨くことができます。
それは知的なハンデを持った弟アーニーも同じ事で、彼の内側から出る無垢な心は周囲の人々を癒していきます。(デカプリオの演技は特筆すべきと思います。)

いろんな見方ができるでしょう。ギルバートはACだとか、母親の過食症の原因が何かとか。
しかし登場人物の心の動きは「普遍的な人間性」に基づくものであって、互いに思いやる心に
涙せずにはいられません。

永遠の青春と苦悩を描いた「エデンの東」、ついに超える映画が出たかなと還暦おばさんは思います。

こういう映画が本当の映画  (2008-02-06)
実はタイタニック観たあと見た作品です。みなさん言っているようにディカプリオ本人は不満かもしれませんが、役者としての潜在能力の高さということをはっきり知らしめる作品だと思います。
もちろんデップの作品の中でも僕は一番に好きです。バートン×デップの作品たちもとてもすばらしいですが、デップのすばらしさほんとうの凄さというのをこの作品でしることができると思います。

こういう映画は本当に作りが難しい。単調になりがちで観る人が飽きる可能性がとにかく高い。そんな映画を第1級作品に仕上げてしまった、監督、役者達に本当に拍手を送りたい作品です。
内容も実は僕もそうですが、みんなが心の中にもっているような平凡だけれど、不安な心を描いています。ここでは家族というものをテーマとして扱っていますが、出口のない毎日を送る私達にもあてはまっていい毎日のような気がします。

ジュリエットルイスとの出会いによって変わっていく日々、心、そしていままで出口がなかった自分の人生の殻をやぶり外へ出て行く勇気をもつ。
そんな僕達の日常にも起こっていることだからその境遇は違っても、いつか僕らにもその出口がみつかるきっかけとなるもの、この映画ではジュリエットルイスでしたが、が現れると信じて生きていこうという希望をもらった映画です。

バリバリのハリウッドものの流れの映画もいいけれど、こういった映画でこそ役者の真価というものが現れると思う。
数ある映画の中でも奇跡的なほどに出来上がったすばらしい映画の中の映画という気がします。

最後のシーンのトレーラーの中で新たな世界に1歩を踏み出す3人。
このシーンが観たくて何度も観ている作品。
地味な映画といえば確かに地味な作品。
でもこんなにも綺麗な作品にはめったにお目にかかれないでしょう。

なぜか自分にもこういう一歩前に踏み出して歩いて、人生って何かのきっかけで、また自分の意思で変えられるんだということを観るたびに確認したいと思う。
僕達の中でのジュリエットルイスの象徴するものってなんなのだろうか。。。。。

ぜひ再販してほしい、おおくのひとにみてほしい名作です  (2007-07-15)
ジョニー・デップの最高作、というひとがいる。淡々と、素晴らしい演技をみせる。1993年、まだ若い時代の作品なのに、性格俳優の趣すら、ある。

舞台は米国アイオワ州のいなかまち。父親は自殺し、病的肥満の母親と、デイカプリオがたくみに演じる知的障害者の弟をかかえ、まちのわらいものみたいになっている家族を、ひとり背負う主人公ギルバート。かれの、むなしさと生活の疲労の色の濃い日常。そこに、まるで天から?旅の途中の女神がふってくる。。。若いころのジュリエット・ルイス演じるヒロインは、天真らんまんで、心も美しい。彼女もこの映画で最高の演技です。

家族愛と人生の旅立ちを静かに語るヒューマンドラマです。いい人間になりたい、という主人公のせりふが心の奥底に残る。わたしもそうありたいな、とおもわされる、静かなる名作中の名作です。

おおくのひとにみてほしい、美しく、いつでも、豊かな気持ちで見終える、素晴らしい作品です

いつも泣いてしまう  (2005-07-12)
父の死後、過食症になり、動くのも苦労するほど太ってしまった母、知的障害で、若くして死ぬだろうと言われて生きている弟、思春期で扱いにくい妹を抱えて、生まれ育った街から出て行くこともできない主人公を、ジョニー・ディップが演じています。家族を抱えて、人生を犠牲にしているかもしれないと悩むことは、日常であり、その確執はどちらかというと暗くなりがちですが、この映画は、明るくユーモアに満ちています。相手役のジュリエット・ルイスが、はつらつとした、さわやかな風のような存在で、本当に魅力的です。
弟思いの兄、ギルバートが、レオナルド・ディカプリオ演じる弟に、「お前は俺の弟だから、誰にも殴らせたりしないよ。」といつも言うのですが、自分がいっぱいいっぱいになって、つい手をあげてしまい、自己嫌悪におちいって泣いてしまうところは、何度観ても一緒に泣いてしまいます。
ラッセ・ハルストレム監督の映画は、優しい自然風景と、家族との対話をテーマにしているらしく、なにげない風景のワンシーンが美しくて、印象的に感じられます。給水塔にいつも登ってしまう弟に、彼の好きな歌を歌って、呼び戻す場面も好きです。まわりの見守っている人々も拍手するんですよ。それらの心温まるシーンが、この作品を、愛にあふれた感動作にしています。
まだあどけなさの残る、レオナルド・ディカプリオの個性的な演技もキュートで、映画をとても深いものにしています。
きっと、何度も観てしまう作品です。

変化って美しい!  (2005-05-03)
私の中での感動大作の一つとなったこの作品。
結構地味なんだけど、そこにまた物語の奥深さを語る色があってね。
どんなに泣いただろう。この映画は無心にでも夢中に見て欲しい。
見だしたらたぶん目が離せなくなると思うが・・・。

とにっかく心に打たれるものがある。
そこからじわじわ涙が出てくるって感じ。

ディカプリオも演技メッサ上手いし。。。
自分に変化を求める人、是非見て!

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