面白いことは面白いんですけどね
(2006-08-28)
見てる間面白いことは面白いんですけど
見た後にコレほんとうに面白かったのか?って自問自答してしまう映画
動機やストーリーがありがちだし
異常な猟奇殺人である必要性が皆無だし
たぶん二人の別々の事件を捜査してる刑事がひとつの事実に到達するという
ストーリー運びと映像の見せ方がうまかったんだろうな
と思います
でもひとつ気になったのが
若い方の刑事のスキンヘッドとの格闘シーン
カット割りでごまかさず、香港映画並の長回しで撮影してあるのだが・・・
しょぼい(-_-;)
アクションヘタ過ぎ!
できないんなら素直にカット割りでごまかしなさい
ほんま、あそこは一気にさめました
猟奇殺人モノ好きならいちおーは見といていいんじゃないでしょうか
一定のクオリティはなんとか維持してる映画だと思います
サスペンス好きなら是非押さえておきたい。
(2006-06-24)
サスペンス好きならたぶん押さえてある作品だと思うが、派手な演出の割にはネタがショボいというか、バランスが悪い印象を受けました。
事件の異常さを納得させるだけの脚本になってないと思うのだが・・・
フランスの試みに乾杯!
(2006-04-20)
情緒のみで押してきたフランス映画、そんな偏見を払拭すべく、ハリウッドみたいな本格的サイコサスペンス作るぞ!!って、がんばってみたけど、中盤に話の伏線はった時点で製作スタッフがわけわかんなくなっちゃって適当に終わらせました、て、まんまです。見ればわかります。むしろ、映画の出来の悪さより、頑張ってみたけど力尽きちゃったスタッフに乾杯。お疲れ様でした。
以上をふまえて一歩離れて見ると、楽しめますよ。本格的サイコサスペンスを期待するから疲れるのです。
勿体なさ過ぎる映画。
(2004-10-09)
4/5は、とにかく猟奇性充分。この手の作品は小説・漫画・映画問わず好んで観ているのですが、最初の死体はかなりキました。
いかにもフランスっぽい・整備されてるけど田舎町という風景の中、低くたれ込めている空の下で、静かに・でも確実に浮かび上がってくる「奇妙な繋がり」。サイコ・サスペンスとしての雰囲気作りがとても良いです。(個人的には、20数年前フランスで放送していたサスペンス・ドラマのようで、懐かしくも大変好みでした)
2つの事件が交差するところは見事だし、ジャン・レノとヴァンサン・カッセルの味のあるツー・ショットも好みだったし。
本当に頑張ってた(笑)アクションも、フランス映画にしてはキレの足りない笑いも(『エリザベス』好きとしては、ヴァンサン・カッセルに羽目を外して頂きたかった)、狙いすぎてハズしてた音響も、御愛敬と言えます(個人的には)。
が、最後の十数分で、そこまで積み上げられた雰囲気・物語がドカーンと台無しに。
確かに、全部丁寧に撮ったら、あと1時間は必要だったと思いますし。むしろドラマでやったほうが良かったんじゃないかというような気もしますが。何故、あれがこうなるのか・・・(苦
あんな大技ではなく、もっと淡々としたラストであれば、確実にサイコ・サスペンスの名作になったような気がするのですが。とても残念です。
何度も観ないと分からない。
(2004-07-22)
一度観ただけでは、何が何だか分からない。謎解きらしい謎解きもなく、唐突にアクションシーンが来て終わってしまった、という感じ。
一度見終わった後、DVDのおまけの原作者のインタビューを観たら、原作の謎が語られていて、ようやく納得。
それからもう一度観直してみると、一応すべての謎が、さりげなく解かれていることに気づく。DVDだからこそ楽しめるのか。あるいは原作を読んでから観るか。
しかし、いわゆる推理モノの醍醐味である、間違った痕跡を追い、試行錯誤で、進めば進むほど謎が深まり、そしてある瞬間に霧がさっと晴れるように関係性が見えてくる、というステップがとにかく速すぎる。物語の、非常に複雑な背後関係が、さりげないセリフの中であっさりと解き明かされてしまう。セリフによる説明を少なくし、速いテンポで、等身大の目線の切れのある映像で、さりげなくその世界を見せることで、観るものを引き込んでいく、リアルな映像作りはカソヴィッツ監督らしい。もう少しエピソードを加えて、じっくりと長めに作れば良かったのに。主役の二人が、それぞれの魅力をうまく引き出されている。ジャン・レノが、事件の渦中にある謎めいたヒロインを娘のように(?)思いやる不器用な中年刑事を、繊細に温かく演じている。ハリウッド映画によくあるように、ストーリーとは関係無く、主役と謎めいた美しいヒロインの間にとにかく恋愛感情が芽生え、ベッドシーンなどが馬鹿の一つ覚えのように無理矢理差し込まれていないところが、とても良い。