スペイン人って・・・。
(2005-06-27)
ストーリーは金持ちのドラ息子とその恋人の貧乏な家の娘、ドラ息子の母やその母に雇われた男などが繰り広げる愛憎劇。情熱の国らしく、性描写は過激。
ストーリーは前半はまあ、ありきたりな展開ですが後半が凄い。もうむちゃくちゃ。
あっけにとられるラストは必見。
私はこの映画を見てスペイン人に変な偏見を持ちました・・・。スペインではこういうのもアリなのねって・・・。
でも、やっぱり日本では見慣れないせいか、斬新に感じられて面白かったです。
それにしても、後で知ったんですが主演がペネロペだったことに驚いた!!
愛欲のアレゴリー
(2004-05-29)
ある映画を見に行った時、劇場予告編でこの映画を知りました。何か強烈な映像で、ネーミングも印象的で心に残っていたのですが、後になってペネロペ・クルスの初主演作と知ってびっくり。予告編のストリッパー役が『髪結いの亭主』で清楚な役を演じていたアンナ・ガリエラだと知って更にびっくり。そしてこのDVDを手にして初めて本編を見て、そのもの凄さ加減に最高にびっくりしました(ついでに現在このDVDが廃盤入手困難で値がつり上がっているのにもびっくりです)。
作品世界はもうスペインそのものの風景、生活スタイル。荒野と家畜と、その一方で先端の服飾業界と。主人公達は肉欲と嫉妬と裏切りに満ちています。そして色々な所にそのアレゴリー(寓意)がちりばめられ、流石は美術界出身のルナ監督です。人間関係は完全に狂っていて、何かかつて見た『エンドレス・ラブ』を思い出しました。最後に来て元恋人の父親がペネロペ・クルスに唐突にキスするのに至っては、「そこまでやるか」という感じです。愛欲の輪舞。クラクラくるぶっ飛びストーリーです。
そして映画はいかにもというか、見事というか、切れの良い終結を見るのです。情欲に任せて行動したその行く末は1人の青年の死と主人公達の悔恨へと結実します(遠景の羊の群は「迷える子羊」のアレゴリーでしょう)。無茶苦茶な映画であるようでいて、実はヨーロッパ美術の正当な様式に従っている、きわめてスタイリッシュな映画なのです。
どうもこの映画は、あのペネロペ・クルスが胸をしゃぶられまくるという下世話な興味が今ではセールスポイントのようです。確かに抜群にいやらしくて、私もこの映画のそういう買い所は否定しません。でもそれだけが喧伝されるのはあまりに不当だと思うのです。早くペネロペ・クルスに「あの映画に出て良かった」と言える様に、我々もこの映画を評価してあげたいと思うのです。
ただ呆気にとられる
(2003-08-19)
ストーリーは複数の男女の愛憎がもつれるもの。
映画の収録時間を惜しむかのように、ひたすら情交にふけるこの作品には、呆気にとられました。人間は結局、感情をもった肉の塊だ!とでもいわんばかりです。(「ハム」が肉体のメタファーになっていたりします。)動物への暴力や物の破壊が頻繁に描かれていたりと、日本ではあまり受け入れられない作品
かもしれません。
この映画のすごいところは、感情の塊としての人間がいやに淡々と描かれているところです。性描写にしても、ペネロペ・クルスの持つ雰囲気も大きいのでしょうが、あまりにあっけらかんとしてかえって「いやらしさ」のようなものを感じさせません。個別のシーンは強烈なのに、全体としては妙にあっさりしています。「なんだこりゃ!」と呆然とする作品です。
ペネロペが,賞をもらったのに、出演したのを後悔した映画です。
(2003-05-12)
賞を受賞したのに,出演したのを後悔しちゃだめですよ。今のペネロペのほうが魅力的なのは,確かだけど。バカ息子とおばさんのせいで,人が傷ついてしまうぐちゃぐちゃした映画です。
すごいぞ!
(2002-09-02)
7年くらい前、イギリスの深夜番組でハモンハモンを見た時、あまりにも衝撃的なコメディ映画だったのでしばらくボーっとしていた。
なんとたまたまペネロペの作品を検索しハモンハモンを目にした時は「おぉ貴方がなんとあの作品のヒロインだったのね!」と気絶しそうになったくらい驚きました。
北スペインの田舎町でこれぞラテンの気質、恋愛暴走,誰も止められましぇーんという感じ。
主人公の母親役はあの「髪結いの亭主」のアンナ・ガリエナです。成熟した女の色気もムンムンだしペネロペの小悪魔的な若さの色気も楽しめます。
見終えた後は出演者6人が私の頭の中で具るぐるめぐる。女優さんの胸ばかり見とれてしまいました。