関根勉のおすすめだった。
(2008-07-04)
確か、某局のなんとかブランチだったと思うが、関根勉のイチオシだった。決して長いコメントではなく、とにかくいいから見て、みたいな短いコメントだったが、これは間違いないと思って映画館に行った。そして期待は裏切られなかった。関根勉さん、ありがとう。
なにがいいかというと、大人としてクールに生きるってどういうこと?に対する答えがビシビシ入っている。わりと地味。そしてやるべきときにやる。そんなクールな女性をジャッキー・ブラウンとして表現したタランティーノが大好きになった一本。
最高!
(2007-09-21)
まずこれは「パーフェクト」な映画だと思いました。脚本・ストーリーがとにかく素晴らしく、何度見ても、1場面ごとに無駄なものがなく欠けているものがない感じでした。脚本を相当練ったのではないでしょうか。会話よりも映像で訴え、またコンピューターで作ったような超大作にはない監督自身の知性が伝わってきます。自分がどうしても作りたかった映画に対する真摯な気持ち、「見ている人に伝えたいもの」が伝わってきます。本当に素晴らしい。
出ている役者さんは、このパーフェクトな脚本の上に綺麗に繊細にそれぞれの色をつけている感じです。この絶妙なバランスがこの映画をこの世に2つとないものにしていると思います。いつものB級感覚もありまた思いっきり笑える場面もありました。
べた褒めですみません。
タランティーノ監督は、ロス出身だそうですが、ロスに住む上流階級の暮らしや人々を観察する一方で、生まれ、育ちともに決して恵まれてこなかった人々が人間らしく精一杯に生きている様子もしっかり見つめて生きてきた人なのだとおもいます。
華やかではないが、毎日コツコツ自分のするべきことや仕事をしてきている人は、いざというときに一番いい仕事をし、またチャンスが来たときはそれを見抜き自分の物にすることが出来ると教えてくれます。また、この一見起こりえなそうな事実をリアリティーを持って迫ってくるのが、タランティーノ作品なのだと思います。本質を見抜いている人だと思います。
タランティーノ作品の中では地味な印象だが、これも傑作
(2007-07-26)
タランティーノお得意の時間を自由自在に操る構成は、「レザボア・ドッグス」や「パルプ・フィクション」と比較すると今ひとつで全体にやや時間が長く感じられなくもない。それでも作品のまとまりという意味では「キル・ビル」より上だと思います。
いい役者ばかりを使ってますが、デ・ニーロとブリジット・フォンダの途中退場の仕方はあっけなく、ちょっともったいない。パム・グリアは「マース・アタック」のバスの運転手役もあまり印象に残らなかったので期待していませんでしたが、この映画で初めてじっくりと観て格好いいと思いました。さらに渋くて格好いいのがロバート・フォスターで、この作品で彼をアカデミー賞にノミネートするアカデミーの会員のセンスに拍手です。マイケル・キートンは同じ原作者の「オウト・オブ・サイト」という映画に、この映画と同じ格好で出てきて笑わせてくれます。
毎度のことながら、BGMの選曲や、会話のセンスはタランティーノ独特で、前述の時間構成の妙もあって何度でも楽しめて見れるという意味で、この作品も傑作でしょう。
留守電の声の正体はタランティーノ監督自身です。
(2007-05-24)
『パルク・フィクション』でオスカーを手にし、絶好調の勢いで今作も個性豊かなキャスト起用するところはタランティーノ監督ならでわですが、見所は、お馴染みのサミュエル・ジャクソン、パム・グリアー、そしてロバート・フォスターらの演技に尽きます。
懐かしの70年代音楽が流れる中、L.Aのロケがぴったりで良かったが、逆にデ・ニーロはニューヨークでないのでイマイチ乗ってない感じがした。
バム・グリアーの魅力
(2007-04-22)
「何でもあり」のクエンティン・タランティーノ監督がバム・グリアーの魅力を独特の味付けで引き出した懐かしい作品。「キル・ビル」でユマ・サーマンのそれまでとは違った魅力を引き出したのと同様の手法でドロ臭く描く。ずっぽり日本好きになった同監督の「何にでも思い入れ」あればこその、おもしろい映画。しかし、いつものように「底の浅さ」が目立つので星ひとつ減点。