やはり、これが代表作かな?
(2007-02-11)
デビュー盤とこのアルバムを持っていますが、このアルバムが彼女のベストであろうと思います。
彼女はピアノの天才少女で、生まれた村全体で彼女を応援していたそうです。末は世界を代表するピアニストでは・・・?と期待されていたのでしょう。
確かにピアノは抜群に上手です。ただ彼女も生きていくためにピアンだけでなく、ボーカルもとったようです。そもそもお店のマネージャーが歌を歌わないとクビだと言い、彼女もしょうがなく歌を歌ったそうです。
ところが味わい深い歌もヒットして、今日の彼女があります。
その彼女も残念なことに亡くなっており、もう新譜が聴けないのは寂しい限りです。
このアルバムの歌詞を一つ一つ噛みしめて味わいたいと思います。
あれ、矢野顕子。。。
(2006-01-24)
Nina Simoneを古くから知ってる人には怒られそうですが、
このアルバムを聴いた最初の印象は矢野顕子でした、、、
もちろん矢野よりも深くて重たい曲ばかりですが、ピアノを
軽やかに扱いながら重たい内容をあっさり歌うスタイルと、
余計な修飾感を省いた感じが何とも言えず、、、
もちろん矢野顕子の方がまねたんだと思いますが、、、
JazzでもSoulでもない、ジャンルという感じです。
一番気に入ったのは、Everyone's gone to the moon.です。
飛んでもない内容をさらりと歌うスタイルに敬礼したく
なってきます。
ただ聴き入るのみ!
(2003-06-11)
アフリカン・アメリカンの女性の間で、「ソウルの女王」アレサ・フランクリンと共に絶大な支持を集めてきた「ソウルの高僧(High Priestess of Soul)」Dr. シモンが、自身のピアノだけを伴奏にボーカリズムの真髄を聴かせる69年の傑作。発売当時のライナーノーツある「今日の世界で最もエモーショナルな女性歌手」との言葉どおり、ゆっくりと歌う彼女の言葉の一つ一つからは、雨上がりの蒸気のように無限のソウルが沸き上り、聴くものの心を圧倒する。
普通のソングフォームなら、一つの旋律が歌詞を替えて1番、2番とリフレインされ1曲が構成されるが、このアルバムにはそんな陳腐さを感じさせる曲は一つも無い。深みのある歌詞はどれも1回だけ歌われ、しかも一貫して劇的。クラシックの歌曲にあるような堅固なピアノ伴奏も素晴らしい。
聴いていて個人的に身動きも出来なくなってしまうのが、「大丈夫。あなたがいなくても、私ちゃんとやっていけるから・!・」と歌い始める[9]。音響効果のない裸の声でこんなに抑えて静かに歌っていながら、揺るぎない音程に乗せて伝わってくる凝縮された感情が、焼きゴテのように強烈に痛い。一生心の横に置き続けるアルバムだ。
神様、評価が低くてゴメンなさい。
(2003-02-27)
聴く者にこれ以外の音楽全てを否定させてしまう神が作りし作品。
それも声とピアノただそれだけで。
音楽はこのアルバム以降、少しでも進歩したのだろうか。
いや、そもそもこれ以上進歩する必要なんてあるのか。
伝わってくるのは、喜びでも悲しみでもなく、ただただ圧倒的な「歌の力」
その力が耳を介さず、直接僕の魂を激しく揺さぶり、鷲づかみにする。
そして、人は圧倒的な力と対峙した時、溢れる涙を堪えられない事を悟る。
今、この地球上に生きている人、全員に聞いて欲しい。
どうしてももっとたくさんの人とこの気持ちをわかち合いたい。
言葉の壁も音楽ジャンルも時代も全て超越した永遠不滅の「まっすぐなうた」
もし無人島に10枚だけCD持っていけるんなら、僕は迷わずこのCD10枚持っていく。
あとで流れ着いた人にプレゼントできるように。
ニーナとピアノ
(2002-05-07)
ただそれだけ。タイトルも音楽の構成も非常にシンプル。ジャケット裏にはディスイズピュアニーナとある。たぶん一発録りなのだろう、ミスタッチも裏返る寸前の声もそのままだ。しかし、ここには圧倒的な音楽がつまっている。ひとりの人間から巨大な音楽が生み出された瞬間の記録であり、雑音の多い音楽ばかり聴いてきた僕を完全に打ちのめし続けているレコード。