演技がすごい!
(2005-08-29)
当時の英国の史実を把握していないと、話の流れがたまに、?になってしまうのですが、それを差し引いても素晴らしかったです。
まず役者さんたちの演技。特に王妃役を演じていらっしゃる方は、とにかく感情が読めない。本当に息子を政争のために利用しようとしているだけに過ぎないのか、それとも真実愛しているのか……。その母を信じるべきなのか迷う王子たち三人。夫に噛み付くようなシーンも最高!
それに台詞回しも素敵でした。字幕だけ見てても引き込まれてしまいそうなほどです。
素敵な、歴史を基にした映画が見たい方は是非。
役者魂の戦いを感じました。
(2002-06-01)
ピーター・オトゥールとキャサリン・ヘップバーンの役者魂を感じました。
そこに、映画界に登場したばかりの若きアンソニー・ホプキンスが、負けじと演技をしています。
とにかく、この一家は、まさに骨肉の争いの真っ只中で、互いの腹の中を探り合っているのです。見ているこっちも誰を信じていいのか分からなくなります。
「冬のライオン」とは、老齢期に差しかかった王のことを指すのだと思いますが、キャサリン・ヘップバーンは、噛み付かんばかりの王妃の役を見事に演じ、彼女はもうまさに雌ライオンです。
そして、3人の息子たちは、父親から地位と領地を何とか譲ってもらおうと虎視眈々としている子ライオン。そう、みんなライオンです。
デジタルニューマスター版は、本当に素晴らしいです!!。50年以上も前の作品が、まるで新作のように綺麗な画像で見れます。その証拠に、当時の劇場予告画像を見ると、独特のフィルムの焼けた感じや傷が見られます。このような素晴らしい作品がDVDで蘇るとは、本当にいい時代に生きていると思いました。CGや特撮の映画になれた人も、こういう人間の「演技」を是非ご覧になって欲しいです。台詞の機微も素晴らしいです。
拍手喝采!
(2002-02-05)
久しぶりに最高のものを見た!と、感動しています。1968年製作、確かに古い映画です。しかし、今見ても見劣りしないこの迫力、ピーター・オトゥール、キャサリン・ヘプバーンの気迫、見事としか言いようがありません。
互いに相手の腹を探り合う駆け引きに、どんどん吸い込まれて、最後まで飽きずに見てしまいました。特殊撮影ばかりに走る最近の映画も悪くはありませんが、こういったシンプルな、映画らしい映画をもっと見てほしいと思いました。出演者全員に拍手喝采。