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ダーティハリー2 お気に入りに追加

出版社・発売元:

ワーナー・ホーム・ビデオ

媒体: DVD
ランキング: 72642
発売日: 2001-11-23
レビュー (Amazon.co.jp)
   一度は警察バッジを捨てながらも、映画ファンの熱いコールにこたえて銀幕に戻ってきた、サンフランシスコの刑事ハリー・キャラハン。今回は、法で罰しきれない悪党どもに制裁を加える白バイ警官グループに、マグナム44で立ち向かう彼の活躍が描かれていく。
   監督はパート2映画の登板も多い一方、『戦場』などツウ好みの作品も撮り上げる職人監督テッド・ポスト。脚本にマイケル・チミノとジョン・ミリアスという、後に映画監督としてさまざまな問題作を連打するツワモノどもが担当している。前作のシニカルでハードな描写から、見せ場重視の刑事アクション映画へと雰囲気が微妙に変わっているが、それも「パート2」ならではの味わいか。しかし主演クリント・イーストウッドのしぶい魅力はまったく変わりなし。(的田也寸志)

カスタマーレビュー

病めるアメリカ  (2007-11-24)
この映画が作られた頃と言えばベトナムからの撤退、強いアメリカの崩壊、イデオロギー的にも軌道修正させざるを得ない時代だったろう。「処刑人」と化す白バイ警官達はセリフで「ベトナム帰り」と言っている。彼らが国のため異国の地で戦ったのにも関わらず帰国すればバッシングを浴び死んで当然のごろつき共がうようよいる。「処刑人」となったことも容易に想像できる。ハリーの私生活を描いている点、それと最後の白バイ警官達との戦いで敢えてハリーに銃を使わせないことが新味を出している。原案・脚本は、マイケル・チミノとジョン・ミリアス。とても豪華な顔ぶれだ。この頃からイーストウッドには才能を見抜く力があったのにも感心する。

テッド・ポストの功績とガイ・ハミルトンの功績  (2006-10-29)
本作は「ダーティー・ハリー」の続編ですが、監督はドン・シーゲルからテッド・ポストに変わっています。
主人公のハリー・キャラハン=クリント・イーストウッドのキャラクターはドン・シーゲルが前作とその前の「マンハッタン無宿」で創造したものですが、独立したキャラクターとして確立されたのは本作と言っていいでしょう。前作のキャラクターのエッセンスが抽出されて、よりカッコよくなっています。その代わりに深みはなくなりましたが、これによってシリーズ化が可能になりました。これはテッド・ポストの功績です。
このことはジェームス・ボンド=ショーン・コネリーのキャラクターがテレンス・ヤングによって「ドクター・ノオ」「ロシアより愛を込めて」で創造され、三作目の「ゴールド・フィンガー」でガイ・ハミルトンによって確立されたのと似ています。

今度の敵は・・・・・  (2006-09-02)
法で裁けぬ悪党どもを秘かに始末してしまう。そんな仕置人みたいな秘密組織がなんと警察内部にあったのだ!ハリーも仲間にと誘われるが拒否。その結果今度はハリーが奴らに狙われてしまう。奴らは白バイ隊員であるが、銃の腕前はハリー並のやつまでいる!どうする、ハリー!そしてラストて登場する奴らの意外な黒幕。
何度考えても奴らとハリーは違うよ!奴らは身分を隠して悪人を始末するが、ハリーはあくまでも刑事として犯罪者と対決しているのだ!単なる殺し屋に誰も喝采などしませんよ!

ハリーと白バイ警官隊は紙一重  (2006-05-31)
 前作の続編です。ただ前作と違うのは、ハリーがハイジャックの鎮圧・制裁、射撃大会、拳銃の腕比べ、バイクとのカーチェイス等々、見所は満載です。そして、彼らが警察組織内部に必殺仕置き人めいた組織を造っている事。何だハリーの仲間かと思えば、彼は「見くびるな、俺はお前達と違う」と言います。更に、伏線として張られているのが全員ヴェトナム戦争に行った経験があるという事。この話の奥底には、あの戦争に対する痛烈な批判と風刺があります。

アクション満載の娯楽映画だが、ダーティハリーらしくはないと言えるかも  (2006-03-22)
続編映画に「2」とつけ始めたのは、この映画の邦題が最初だと思う。その後原題でも2を付ける映画が増えた。安易でそっけないが内容が分かりやすくていいとも思う。原題は「マグナム・フォース」なので、ハリーの拳銃のパワーを意味しているようだが、敵の警官隊もマグナム357を使っているから「マグナム軍隊」で逆に彼らのことを意味しているとも取れる。シリーズ第二弾は、ドキュメントタッチの渋い刑事映画だった第一作から、アクション満載の娯楽映画になった。ハイジャック阻止、制裁、拳銃の腕比べ、バイクとカーチェイス、そして勿論銃撃戦と見所満載で、その意味ではシリーズの中でもバラエティに富んだ見せ場が特徴の映画になった。しかしこの映画は、法を無視して悪を粛清する若い警官達を相手にして、ハリーが「悪い法でも守らなきゃいけない」という立場に置かれるという話なので、法を超越しても悪党を許さないというハリー本来の魅力が希薄である。後に有名監督になるM・チミノやJ・ミリアスなどが作った脚本は、知的なアプローチとは言えるが、ダーティハリーらしくないという見方もできる。

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