ホントは、あったかい人たち
(2007-11-05)
イギリスの囚人庭師たちの実話がもとになったドラマ。
人殺しや盗みなどで刑務所に入っている男達。
刑務所内での仕事として、ガーデニングを始める。
その仕事ぶりが評価され、
女王陛下も鑑賞するフラワーショウへの出場が決定する。
どう見ても、怖いお兄ちゃんが
種をまいて、土をポンポンと優しく叩く姿には笑えた。
また、ガーデニングを通して
心を通わしていく囚人たち。
仲が良いというのは、いいなーと
しみじみ思いながら見てました(涙)。
ラストの囚人たちの笑顔がステキでした。
**木漏れ日のように暖か…**
(2007-11-05)
クライヴ・オーウェン演じる囚人コリンが、ひょんなことから個性豊かな囚人仲間と共にガーデニングを始めることに…。
ガーデニングを通して「命を育てる」ことに人生の満足感を見出していく主人公の姿が、個性豊かな囚人仲間との触れ合い、そしてロマンスを交えてコミカル&ハートフルに描かれた、本当に心温まる作品。
この作品の一番の魅力はなんといっても個性豊かな囚人達。
特に光っているのが相部屋のお爺ちゃん!
彼が口にする言葉の一つ一つが、まるで乾いた土壌を潤おす水のよう…
お爺ちゃんの台詞から一つ。
「逆境は君の友達だ。不幸と友達になれ―さもないとイライラするぞ。」
笑って微笑んでちょっとホロリ…
画面に広がる緑、風の音、鮮やかな花々が本当に美しい。
漏れ日のように温かい映画…本当に愛すべき作品です!
口答えをしないから植物を愛せる
(2006-08-07)
『英国でベルフラワーを育てる自由』(by ポーラ・デイツ 1998年)という、イギリスの囚人達が行っているガーデニングについての記事を目にしたプロデューサはこれをヒントに
映画を作製。
ほんわかとしたなんともいい内容の映画です。
オープンな囚人収容施設であるエッジフィールド更生刑務所に人生をあきらめた男が移送された。彼は実の弟を殺してしまったという過去がある。
家族から見捨てられ自分の人生をあきらめてしまった男、コリンはある日、刑務所の所長から庭造りを命じられた。コリンのほかに所長が庭造りの仲間に選んだ男たちは四人。
それぞれ、個性が強い上にどうも庭造りにむいてるとは言いがたい。
しかし、所長に命じられたとおり、庭作りに励んでるうちに、コリンには園芸の才能があるということが判明。どうやら緑の指”グリーンフィンガーズ”の持ち主らしいのだ。
そんな囚人にわか庭師集団の彼らに舞い込んできたのはクイーンも鑑賞するという
ハンプトンコート・パレスでのフラワーショーの話だった。
その話が舞い込み喜ぶ囚人庭師軍団であったが、問題がひとつあった。
緑の指をもつコリンの刑期はフラワーショーが行われる頃には終わってるのだ。
彼なしでは彼らのガーデンは完成などありえない。さてどうするコリン?
ということで、囚人が一生懸命庭師となる話なのですが、これが面白い。
なんといっても寡黙な主人公のコリンがいい。
それに個人的な問題で、冒頭に流れてきたステレオフォニックスの歌のおかげで
一気に映画にのめりこんでしまったのよね。
コリンの同室となった風変わりな自称絵描きの爺さんファーガス、このひとウェイクアップネッドディヴァインにも出ていた人ですね。
この人とコリンのやり取りが映画の中ではコミカルでいいですね。
それから、ガーデニング界のカリスマ、ジョージナ・ウッドハウス
と彼女の娘プリムローズの関係。
ウッドハウスはコリンの庭師としての才能はみとめつつも、娘が囚人と恋におちたという事実は受け入れたくない。
娘とけんかした後に、ジョージナがぼそっと、口答えをしないから植物を愛せるとのようなことをいうのです。
これもなんだかわかるようで面白い台詞だな〜とおもいながらみてました。
この映画ほんわかほんわかしたなかに特有のユーモアがあってすごく面白いのですが、ただそれだけでなく考えてしまう内容もあります。
たとえば、社会的にオープンな刑務所って如何なんだろうかということ。
人を殺めてしまい他人の命を奪ったコリンのような囚人たちが、ガーデニングを通して命を与え育てるということで尊さを学んでいったということ。
罪を償うって一体ど〜ゆうことなのかな〜となどちょっと考えてみたりしてました。
期待しないで見た映画だっただけに最後のシーンはなんだか感動してしまいました。
tears for fearsの曲が流れるなか種まきというのもなんとなくほほえましかったですね〜。
まさに、ヒューマンドラマ!静かだけど熱い映画です。
(2005-12-11)
「人生色々」とは古くから言われているセリフですが、本当に色々な人生があるものです。この映画では静かですが、とても熱くドラマティックな展開があります。殺人者からガーデナーまでの変遷、15年ぶりの恋愛、老人と若い世代とのコミュニケーション、どれも深いテーマですが、淡々と語られていきます。
でも、とってもコミカルな味付けがされていて見ていてこのままずっと見ていたい!」と思わせる映画に仕上がっています。
*ちなみに"greenfingers"とは”天才庭師”という意味だそうです。
洒落てますよね。
人間の愛を感じました
(2005-08-13)
刑務所に入っている5人が与えられた仕事は「ガーデニング」。
イギリスならではだなぁ、と思わされます。
彼らは一見「怖い」のですが、一端スコップを握ると、
全員が「心優しい人間」になります。
彼らは植物を育てることで、いのちに直に触れ、いのちの尊さや大切さ、そして愛することを学んでいきます。
恋をしたり、友人を気遣ったり、ガーデニングショーへの参加を
夢見たり、人間味溢れる温かい彼らに胸を打たれます。
本当にあったこのお話から、もう一度「自分」を振り返ってみませんか?