う~~ん、難しい
(2004-05-25)
はっきり言って、これが人生最初のハムレットとなる人は気の毒だわ。あらゆる贅肉を一切取り除いて、役者の演技と台詞、デジタライズされたシーンのあれこれを基にして、徹底的にハムレットの「悩み」と「迷い」を描き出そうとしている。でもこの「悩み」と「迷い」の根本こそシェイクスピアの問いかけなんだけど、煮詰まっているからこそわかりにくくなっているきらいがある。
たとえばゼフィレッリのハムレット(メルギブ主演)なら「うわー凄い、きれい、かっこいい」で「ドラマを楽しむ」ことができるけど、この作品ではそれも許されないみたい。
でも、サム・シェパードがシェイクスピアの台詞をしゃべるのを見られるなんて!生きてて良かったわ!!!!
おもしろいけど
(2003-07-30)
ハムレットの現代版とでも言えましょうか。台詞回しはほぼ原作通りです。設定がかなり変えられていて、原作とは全く違う雰囲気に仕上がっています。率直な感想は、シェイクスピアのハムレットを元に作られた映画だけど、原作のハムレットとはかなり遠いかな?意外性はあります。イーサン・ホークの演技は好きです。オフィィーリアは普通すぎる印象を持ちました。
叫ばないハムレット。
(2003-07-23)
珍しいものを見た。
ハムレットが叫ばないなんて。
そして、そのことがとても良い。
映画だからこそできる、静かな独白は、ハムレットの苦悩を若者のとまどいとしてよくあらわしていると思う。
21世紀のハムレットはデジタル機器を剣にして復習を遂げる。
オフィーリアの死を、ポラロイド写真を組み合わせて描いたシーンが印象的。ミレーの絵「オフィーリア」と比べてみるとおもしろい。
それにしても、イーサン・ホークは、苦悩する姿が良く似合う俳優だという印象です。
親子の愛憎劇
(2003-04-20)
俳優陣が良かったのか、やはりシェイクスピアの才能なのか…。
クラシックのハムレットは、どうしても観る気になれなかったのですが(きっとビジュアル的にも堅苦しい)反対に現代版ハムレットはカナリ分かり易いですね。台詞は品のある言い回し、オリジナルの台本通りかもしれない。けれど主人公を取り巻く環境は台本通り程遠い存在ではある、なのに人・家族・愛憎は皆同じ。
現代に置き換えた内容が堅苦しさを随分と和らげ、吸収し易くなっています。
「シェイクスピア?難しそう」そんな警戒心抜きで観られる作品です。
好きなんだけど・・・
(2002-07-14)
イーサン・ホークの良さはでてたけど、シェイクスピアを現代にっていうのは、やっぱりロミオ&ジュリエットのほうが上かな?という感じ。原作そのままの台詞もいいんだけど・・・スタイリッシュだとは思うけど・・・