正義は勝つという映画です
(2006-12-09)
旧ソ連で実際に起きたシリアルキラーをテーマに取り上げた作品です.
少々作りに無理のあるところはありますが,捜査官が地道に犯人を絞り検挙に至るまでを描いています.
この映画の見所は,滑稽までに表現した旧ソ連(社会主義国)の体制です.
物事が進まない組織の中で苦労する捜査官の姿がとても印象的です.
刑事もの本来のおもしろさ
(2005-02-06)
誰もが知っている事実上の凶悪犯罪が題材ですが、物語は一人の元検死官が、役人の執拗な偏見と中傷に苛まれながらも、真犯人を特定し自白に追い込んでいくという、まさに『砂の器』のような地道な刑事物語です。最近のアクションものに押されて物足りなさを感じておられる方は、是非ご覧ください。何度見ても飽きさせません。また、この捜査官が後にアメリカのFBIの捜査に多大な影響を与えたことも含めて、私の一番好きな作品です。
恐ろしい話ながら、格調高い
(2004-10-30)
50人以上を惨殺した連続殺人犯の実話という、陰惨な内容ですが、
映像は格調高く、不思議に嫌な後味は残りません。命の尊厳を考えさせられます。
猟奇殺人を題材にした映画は、どうしても胸が悪くなるようなシーンがありがちですが
これはそういうことはなく、犯罪の悲惨さや被害者の無念さ、事件に対する怒りが
静かに訴えかけてきます。とてもいい作品です。
ほぼ再現ドラマのような作りで、役者さんも何となく実物に似ています。
また、ペレストロイカの前後で、生活レベルの向上をちょっと極端に表現してるのも見所です。
(着てるもんとか、急に良くなってたりする)
シリアスドラマの傑作
(2003-01-21)
タイトルからするとホラー映画と勘違いしてしまいますが、実際は刑事が連続殺人犯を執念深く追い詰めていく丹念に作られたシリアスドラマです。
刑事役のスティーブン・レイは物静かですが、どこか感情移入してしまい最後には感動させられました。僕の中で一生心に残る映画の一本です。