おすすめです
(2005-08-09)
とてつもなく暗いし悲しいけれど、それでも前向きになれるような作品。
ロビン・ウィリアムズはもともとコメディ役者であるが、特にこの作品でのシリアスな名演技には脱帽。
さすがは、ロビン・ウィリアムズ!
(2004-09-01)
「さすがは、ロビン・ウィリアムズ!」と、名声を高めるであろう、秀作である。希望を持つことが生きる上でどれほど大切かが分かる。
アプリコットジャムパン作り(聞いたとたん食べたくなった!)が得意な元パン屋のジェイコブが、たまたま聞いたドイツ劣勢のニュースをゲトー収容仲間に伝えたことから、大人たちが、彼のうそに、生きるよすがを求めるようになる。「ライフ・イズ・ビューティフル」の子ども相手のうそが持つ明るさはないが、その分、ジェイコブやゲトー収容仲間の苦悩がよく伝わる。
この映画が観る人の心を打つのは、人の死に方である。ゲトーには、自殺者も多いのだが、一方で、仲間のために命を投げ出す者も多い。ベルリン随一の心臓外科医が従容として死を選ぶ場面、氏を軍の手に渡すときの妻の静かな別れ、これには、感動以上のものがある。
その他の脇役もすばらしい。ただ、不思議なのは、外国の役者さんって国籍不明。「グリーンマイル」でフランス人として名演技を見せていた人、この映画では、ポーランド訛りの英語を話している。一体、この人、どこの国の人?名脇役には、違いないのだが。
泣ける映画
(2004-05-16)
思わず目を背けたくなるような悲しい惨状を見せつけながらも、その中で人間味に溢れた、どこか滑稽な温かみを生み出してくれる。この映画の中でその役割を担ったのがジェイコブであり、彼の嘘が人々の希望だったのだと思います。戦争に巻き込まれた人間達が希望を抱くことがどんなに痛々しく悲しいことであるかが、現代を生きる私の印象に深く植え付けられました。涙なしには見られない映画だったと思います。
ロビン・ウィリアムズというビッグな名前にも関わらず、この映画はあまり知られていないようですが、誰にでも勧めたくなる映画です。第二次世界大戦のナチスという暗いイメージにとらわれず、ぜひ見て欲しいと思います。
希望
(2004-04-09)
素晴らしい映画だと思います。
「戦場のピアニスト」のようなリアリティーを描きつつも、一方でユーモアと温かみに溢れる作品に仕上がっています。
ロビン=ウィリアムスや少女などの演技は、真実を伝える凄みと温かいユーモアの両面を持ち合わせていて、
ゲットーの惨状をありのまま描き出し、厳しい現実を突きつけるとともに、人間の温かみ、希望、そういったものも
上手に描き出してくれていて、沢山のものを得させてくれる作品だと思います。
出演者の個性を十二分に生かしきり、リアリティの中に上手にフィクションを混ぜ込み細部にまで気を使った
名作と言える作品だと思います。
声を出して泣かずにはいられない、他の人にも見てもらいたい!そう思うような映画でした。
希望を与える聖なる嘘つき
(2003-10-17)
ロビン・ウィリアムズ主演でありながら、
それほど有名な作品ではありませんが、これは僕の観た映画の中で、
ベスト3に入るほどの名作・傑作だと思っています。
臨機応変(?)に嘘をついていく主人公・ジェイコブの姿を、
時に愛情深く、時に滑稽に表現するロビンに感銘しました。
嘘にも色んな種類があるわけで、人に希望を与える嘘や、
ただ単に人を欺くための嘘もある。だから嘘をつくことはいけない、
と、決め付けるのはいかがなもんか、というテーマで描かれています。
第二次世界大戦下のポーランドを舞台にしているからといって、
「暗い」というイメージで敬遠するのは勿体ない作品ですよ。