メリル・ストリープの演技に圧巻!
(2005-01-28)
専業主婦は毎日大変だ。
だけど誰もわかってくれない。
当たり前のことをやっているから、ありがたられない。
でも人間の生活の必要な部分に静かに手を差し伸べている・・・・。
母は強い。
本当に強い。
母孝行したくなる。
メリル・ストリープのいつもながらの名演技に引き込まれます。
強く、明るく、周りを照らす。
彼女そのもの。
彼女の演技と作品は大好きだが、コレはもう大好きとかの域をかえて、演技とは思えないほど、自然で、メリル自身こんな母なんだろうな~と思わせる。メリルのお子様がうらやましくなってしまったりして。
女性もだけど、既婚の男性にも妻を思う心を見ていただきたい。家族を愛しい人の手を握りたくなる作品。
家族について再考を促す
(2004-05-17)
死を目前にした母親が、娘に「あなたの手の中にあるものを愛しなさい」という場面は心にとても残りました。この「手」ということに関して、2つの歌を思い出しました。ブルーハーツの「未来は僕等の手の中♪」と、石川啄木の「働けど働けど わが暮らし楽にならざり じっと手を見る」です。この映画を見てから、たまに自分の手のひらを見つめて考えることがあります。この手の中に自分の幸せも未来もあるんだなあ、私はそれをちゃんと掴んでいるかなあ、と。まあ、でも、これはこの映画とはあまり関係ないですね、閑話休題。
この映画のテーマは、ありふれたものです。一見平和な家庭の崩壊と再構築。でも、この手のものって、私は何度見ても飽きないです。それは、自分が年齢を重ねていくと見る視点が変わってくるからだと思います。この映画に出てくる家庭は、母親の癌が発覚したことによって崩壊していくのですが、この母親の年齢が、自分の母親と近かったので、今回は母の死について考えながら映画を見ていました。自分自身の幸せについて考えたことはもちろんですが、自分が両親にできることについても思い出させてくれた一本でした。
レニーは、どこにいても何をしていてもレニーだ。
(2004-03-18)
母が末期ガンに冒されていることを知った娘が新聞記者の仕事を中断し家に戻り母の死を看取るまでの話。若いがゆえに初めは親を誤解していたが、やがて母と心が通じあうようになり、父の哀しみを理解できるようになる。親子、特に、母娘の心の変遷がひとつのテーマであるが、父と母のありかたを通して長年家庭を築いてきた老夫婦の愛について知ることができるのもこの映画の優れたところ。父が病床の妻を無視して浮気をしているものと思い込む娘と、夫のことはすべて理解している、迎えに行って欲しいという母の違いは、真相を知ると涙を誘う。私のお気に入りのレニー・セルヴィガーが、レニー・セルヴィガーらしく頑張っている。レニーは、どこにいても何をしていてもレニーだ。
いろんな意味で心にしみた作品
(2001-10-06)
末期がんであるメリルが余命幾ばくも無い自分の身を案じて、娘のレニー・セルヴィガーに「手に入らないモノや手に入りにくいと思っているモノを追い求めてはダメ。今自分がもっているものを幸せと思いなさい。あなたは沢山のモノを持っている」と言うシーン、何か心に響きました。作品をはじめから見ていかないとピンとこないでしょうが、何かにつまづいているあなた、この作品を見て考えれば突破口は開けるはず・・・