貴重な素材なのに
(2007-09-28)
これだけの貴重な映像素材なのに、なんでこんな作品になってしまうのだろう。
前半についてはほとんどどうでもよろしい。ファンだったら知っていることを脚色して映像化したものだし、ファンではない人がこの作品を見ることはたぶんないだろう。
ほとんどの人が、2回目からは前半をすっ飛ばして後半を観ることになることと思うが、それにしてもSEのセンスはいかがなものか。
イノサントとのスイッチワークでのヌンチャクの効果音はもう最低。なんであんな金属音を使ったのだろう。
これ以前の作品で使われたヌンチャクの効果音の方が1000万倍よいのに。
これは個人的な趣味だが、BGMもあまりにメタルチックなもので、印象は最悪である。
結局、作り手のセンスが怒級の低レベルだったということになるのだろう。
リー本人が登場する、ほとんどがこれまで未公開だった映像素材は☆10個。
でもこの作品の出来は、その映像を観ることができたことを考慮しても☆3つ。
これこれ!
(2006-08-22)
断片ではあるが本物のブルースリー映画を観た満足感がある。夢にまで見た本物の「死亡遊戯 」!!他の主演作を初めて観たときの感覚が、この作品で何十年ぶりかに味わえた。ブルースリーは本物の武道家、本物の映画俳優、本物のスーパースターだったんだなと改めて感じる。「ドラゴンへの道」の名残りか、コミカルなニュアンスもありつつ、命懸けの死闘を描くという監督ブルースリーのスタイル。
完成していれば、間違いなくブルース・リーの最高傑作!
(2005-05-06)
こうしてブルースリーの遺した未完の傑作がしっかりと拝める事は、真にファン冥利につきます。
本作は皆さん「絶賛の嵐」のようですが、あえて数年前の渋谷での公開当時から≪不満≫だった事をお話したいと思います。
私は7年間TVプロデューサーとして仕事をした経験があり、勿論自らも編集作業をディレクターとしてした事があります。そんな経験と照らし合わせて、本作はにはどうしても、格闘シーンの編集のつなぎ方が良くないのではないかという思いが拭えません。
『ドラゴンへの道』ではブルース・リーは見事に緊迫感のある格闘シーンとしばしば見せるユーモアのあるシーンを上手くつないで、画面を引き立てています。
しかし『死亡的遊戯』では見せ場である出来るだけ多くの≪格闘シーン≫を見せる為にやたらめったら、とにかく「あるフィルムは出来るだけ使って格闘シーンを構成する」という姿勢からか、『死亡遊戯』よりも断然長い映像が観れますが、『ドラゴンへの道』のように「緊迫感と弛緩」を上手い具合にシャフルする事に失敗しているように感じて仕方がありません。
監督である大串利一氏はやはり、≪編集≫に失敗しているとしか言えません。
『死亡遊戯』では格闘シーンはわずかに15分程度しかありませんが、緊迫感については、『死亡的遊戯』よりも少し上です。
ブルース・リーが自ら完成させる事が出来ていたならば、格闘シーンは結構それなりに「つまんで」大串利一監督よりも短い時間になっていたはずでしょう。
編集作業というのは実に難しいもので、「見所は長い方が良い」とは必ずしも限らないのです。
その事はくどいようですが、ブルース・リー自らがメガホンを取って完成させた『ドラゴンへの道』の格闘シーンがわりと短くすっきりと編集されている点からも証明出来ると思います。
貴重な未公開映像として価値がある作品である
(2004-01-07)
念願であった「死亡遊戯」での未公開映像が堪能できる作品だ。
前半部分はさして重要ではない。
それよりも後半の肝心な、未公開であった映像を拝めるだけでも
この作品を購入する価値は存分にある。
「死亡遊戯」に見慣れた僕達は、この「死亡的遊戯」で新たなる
ブルースリーの魅力を再認識するのである。
僕はこの作品が公開された時、わざわざ群馬から、渋谷までこの映画のために、
上京して観にいった。
その興奮は今まで封印されていた未公開の開放で最高値に達したのである。
今、改めてDVDとして、何度もリピートできることに満足の極致を得る事ができるであろう。
後は、残されたるべき映像としては「アーナカプリのプライベート映像」だろうか。
とにもかくにも、後半部分に凝縮された当該作品の未公開映像は我々に与えられた最後のリーの映像なのかもしれない。
究極の未完の大作
(2003-08-14)
私が最初に「死亡遊戯」を見たときは、
ブルース氏は約13分程度のみしか画面で活躍していませんでした。
それが「死亡的遊戯」では、ブルース氏が構想していた内容と
限りなく近い形で仕上がっています。
勿論アクションシーンは驚きの連続です!
本当に未完成で終わってしまったのが残念極まりないです。
またインタビューで、ダン・イノサント氏などの
当時の撮影の話なども聞けるので、
ファンの方は聞いてみる価値が十分にあると思います。