傑作の一本
(2008-07-25)
ずいぶん前に見た映画だが、衝撃を受けた映画の一本である。まっとうに生きている真面目な
ひとたちの映画とは言えないが、賭け事に文字通り命をかけている雰囲気が画面から伝わり、
ぞくぞくしたのだった。演技は若いけれども、真田広之はやはり新鮮でいい。鹿賀丈史は
こういう映画の汚れ役にどうしようもなくはまっている。この映画も見て損はない。
最高です
(2007-02-03)
約20年ぶりに見ました。
加賀丈史さん、今は亡き出目徳の高品格さんの演技は見もの。特に高品さんの演技は
味があって最高です。真田さんはかっこいいし、名古屋さん他・・・。
一見の価値有りです
麻雀ファン必見の名画
(2006-08-24)
敗戦直後の上野。学校へ戻らぬ哲は、プロの博徒ドサ健と出会う―麻雀を通じて生まれる強烈な対抗心と奇妙な友情の終末とは―。全編モノクロ・楽曲なしのストイックな画面が時代の臨場感を醸し出す。哲を演じるは若き真田広之。伝説にもなっている九蓮宝燈の名シーンなど、麻雀ファン必見の名画です!
名作より『傑作』
(2005-04-16)
大傑作というより『中』傑作だと思う。
そしてそれは恐らく、この映画を大仰な作りにしたくはないという和田誠さんのコンセプトだったのではないか。
その粋が、随所にセンスを光らせている。
真田広之の舌足らずな喋り方や、大竹しのぶのかまととな演技に失笑を覚える向きはあるだろう。
だが居並ぶ俳優陣のいぶし銀の切れ味が脚本の良さに加味して冴える。
高品格や加賀丈史が良いのはもちろんだが、何と言っても女衒(ぜげん)役の加藤健一が秀逸だ。
鼻の形やきりりとした眉、抑えた芝居のかっこ良さ。
個人的には一番感服した。
そして、邦画ではもう体験しにくい鬼気迫る臨場感にも触れることが出来る。
(↓以下3行は具体的な描写になるかもしれないので、ご鑑賞前の方ご注意を)
小料理屋でのドサ健の無茶苦茶な啖呵、その際大竹しのぶが目に宿す一瞬の狂気。
或いは預かった『品物』に対する女衒の所作…。
自転車をこぐとき、軽く頭を上下させるドサ健の姿にも何故か安堵を覚えた。
この作品は大黒澤の娯楽主義をも連想させる、つまりは世界レベルに照らしても間違いなく『傑作!』の部類に入る、痛快博打活劇だと記しておきたい。
ジェンダーフリー
(2005-03-05)
わかるかい?
敗戦直後のニヒリズム。
それがわかればおまえさんの感性は一級品だ。
今は東京のどこを歩いても悲哀なんて感じない。
市場経済が進化すればこんなものさ。
「粋なジャンバーのアメリカ兵の陰を追うよな甘い風」。
岡晴夫の「東京の花売り娘」。
SP原盤を使ったのが正解。
アメ公に占領された大日本帝国。
負ければ惨めなもんさ。
戦争なんて金輪際しないこった。