嫌いではないが…
(2006-02-22)
※注意 先入観を与えるおそれがあります。
かなり『ニュー・シネマ・パラダイス』を意識して作られているように思える。いったんそう考えると、すべてが上滑りのような気がしてきて、話に乗れなくなってしまう。
それから、アル・パチーノが死期の近い老人には見えない。かえって、同時期のパチーノ自身のほうが老けていたような気がする。老けメイクが失敗して、逆に若さが際立ってしまったようだ。
僕はパチーノのファンだが、言われるような名演技とは思えない。ある時期以来、一部を除いてほとんどの作品で彼の演技は一本調子である。70年代のような繊細な演技ではない。まるで、いつもアル・パチーノ自身を演じているようだ。この作品もそんな感じである。
心に染みるアル・パチーノの演技!
(2003-03-11)
時は大恐慌。
荒れていく世間と、そんなことは知らない!と言わんばかりの少年。
そしてその少年の祖父(アルパチーノ)との心温まる物語。
ジャケットにもあるようにtwo bits(25セント)をめぐって、少年と祖父はある約束を交わします。祖父と少年のほのぼのとしたやり取りが映画の全編を貫いており、観るものに何ともいえない安心感を与えてくれます。
「名優、アル・パチーノの肩の力の抜けたよい演技」との言葉は故・淀川長治さんの感想です。
確かに、この映画でアル・パチーノは「セント・オブ・ウーマン」で見せてくれたような鋭い感じのする演技はしていませんが、真の俳優でなければ見せられない、安心感に満ちた演技を見せてくれます。
そのおかげで、このストーリーがぐっと引き立ち、更に、ラストシーンへと向かって感動のボルテージは上がるのです。
求めよ、そうすれば与えられるであろう
(2003-02-03)
涙なしでは観られない名作です。単館ロードショーで
すぐに打ちきりになったらしいのですが、なぜ?
しっとりと泣きたい時、ぜひ、観てください。
「want」アル・パチーノの最期のひと言が、
心にしみります。