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FROM THE EARTH TO THE MOON DVD【MOON BOX】 お気に入りに追加

出版社・発売元:

ポニーキャニオン

媒体: DVD
ランキング: 8819
発売日: 2001-03-14
レビュー (Amazon.co.jp)
   初回は1998年の4月と5月に放映されたこの壮大なミニシリーズ『From the Earth to the Moon』は、HBOがそれまでの最高額となる6800万ドルという製作費を投じて撮ったものだった。司会と製作総指揮にトム・ハンクスを迎え、このミニシリーズは1961年から1972年にかけてのNASAアポロ宇宙船計画の全歴史を、時系列に見ていくという困難な挑戦をおこなっている。その試みは、大部分において大成功を収めている。一部のくだりは平坦にただ時系列を追っており、ありふれたドラマチックな構成に無数の小さな事実を所々に埋め込んだものとなっている。だが、各エピソードはアポロ計画の極めて重大な側面を主題としている。回を追うごとに、NASAの歴史的意義のある偉業を深く、そして徹底的に理解できるようになる。最高のキャスト、揺らぎのない台本、才能ある監督たちの助けを借りて、ハンクスは宇宙開発と最後の境界線を征服するという魅力的な力に対する自らの熱烈な関心を視聴者にも感化させていく。
   この番組に対してNASAが全面協力したことも、文句なしの正統性を与えている。NASAの設備、ロケット発射台、さらには宇宙船そのものまで使用している。月の風景の再現は本物のようにリアルで、月面歩行をおこなう宇宙飛行士を演じる俳優たちを照らすために、ヘリウムのバルーンを使ったことも、一段と効果をあげている(こうした舞台裏のこぼれ話が、他盛りだくさんの内容ともども、本作のDVDセットのボーナス・ディスクに「メイキング・オブ」として披露されている)。フィクションのウォルター・クロンカイト似のテレビ記者(レーン・スミス)が12話すべてのドラマチックな連結役として機能するこの野心的な番組は、偉大なる芸術作品ではないだろう。だが、豊かで決定的なノンフィクション・ドラマには違いない。20世紀の宇宙探索におけるあまりにも短い“この1歩は小さいけれど、人類にとっては大きな1歩”に通じる霊妙で、興奮に満ちた人間愛と同じ感動を与えてくれる。(Jeff Shannon, Amazon.com)

カスタマーレビュー

20世紀の記念碑  (2008-09-28)
20世紀中に達成された数々の偉業の中でも、月への有人飛行というのは、人類が後の世代に誇れる20世紀文明の到達点だったのではないでしょうか。実際、これより後、他の天体への有人飛行は実現していないのですから。
この作品は、きちんとした考証に基づいて、一連の月への有人飛行プロジェクトと、それを取り巻く人々の完全な記録となっているとともに、エンターテインメントとしても一流です。全12話の中には、サイエンスやテクノロジーに焦点を当てたSF的に楽しめるお話も、当時の人々の営みにフォーカスして人間ドラマとして楽しめるエピソードもあり、幅広い視聴者が楽しめる作品だと思います。
NASAは、近い将来に月への着陸計画を企画しようとしているそうです。2009年2月には月探査衛星LROの打ち上げも予定されています。久々に、この作品を見ながら宇宙に思いを馳せるのも、よいのではないでしょうか。

映画「アポロ13」をみて楽しんだ方には、特におすすめです。

他の作品と併せて見る事でより深く味わえる  (2007-01-01)
 原作である「人類月に立つ」の良さに惚れて、発売直後に購入。
マンハッタン計画と並び、アメリカが威信と莫大な巨費を掛けたアポロ計画を様々な視点から追ったドキュメンタリードラマ。
アポロオタクと言われるトム・ハンクスが制作指揮に携わっただけに非常に細部まで拘った作品になっています。
通常ならば宇宙飛行士や管制官をメインに扱う傾向が多い中、開発に関わった技術者にも光を当て、時には、当時の世相を取り入れながら基本的に各アポロ有人飛行を1話づつの構成になっています。
(当時)最新のSFXを取り入れてるのは当然ですが、実際のNASAの記録フィルムをふんだんに使用しているも見逃せません。(ドラマ部分との画質の差は仕方ないですが…)
只、見ていて個人的に気になったのは、上手い具合に他の作品とのダブりを避けてるかな?と言う点です。
アポロ13号を題材とした第8話は露骨なまでに、自身が主演した「アポロ13」とのダブりを避けたかのような作りだし、
アメリカ有人飛行の黎明期を描いた第1話も「ライトスタッフ」と上手い具合にダブりを避けている感があります。
まあ、それを差し引いても充分楽しめますが、先に挙げた2作品と併せて見ればより深く楽しめると思います。
更に「Space Race 宇宙へ ‾冷戦と二人の天才‾」を先に見れば、何故アメリカがアポロ計画へ突き進む事になったのか、
その過程を知る事が出来、アポロ計画迄のアメリカ有人宇宙飛行のほぼ全容が知る事が出来るでしょう。

私の興味の全てをまとめてくれた作品  (2006-07-21)
 1969年7月21日にアームストロング船長が人類として初めて月に立った。当時中学3年生であった小生は、深夜の中継を含め、一生懸命画面を見つめていた。NHKの西山千さんという同時通訳は、素敵だった。
 小学校の頃から、宇宙好きで、マーキュリー計画、ジェミニ計画、そしてアポロ計画の新聞のスクラップを作ったことを覚えている。
 もはや絶版になっているがマーキュリー2号、リバティー=ベル7に載り、ジェミニでも第一号に乗ったバージル=ガス=グリソム(アポロ1号の地上火災で死亡)の「ジェミニよ永遠」には、当時の私の愛読書であった。

 さて、この作品は、トム=ハンクスによるものであるが、彼は、本当に宇宙計画に理解をもっていると思う。
 マーキュリーからアポロまでの流れを実録と新しい撮影とで、冷静に伝えている。

 この作品は、1999年6月7日から、毎日一話づつNHKのBS=2で放映され、私は、当時の主流8mmVTRで録画しておいた。今思えば画質も悪いし、バイリンガルの装置の故障で、困っていたが、DVDでの発売は助かる。

That's one small step for a man, but one giant step for mankind.

これは中学三年生に衝撃を与える、凄い宣言であった。

 この映画の場面を同時代に見ることが出来た生まれ合わせに感謝したい。


アポロ計画を概観できる傑作  (2004-08-31)
 一般には余り知られていないアポロ計画の全貌を、各ミッションごとに重厚に語っていく傑作。ただし個人的には不満もいくつか。

1)VFXは概ね素晴らしい出来だが、サターンや支援船などを遠景で見せる場面でいかにもミニチュア然としているところが。画質が良すぎるせいかも知れないが、宇宙服や船内の計器群、月面車など小道具類が非常にリアルな良い出来であるだけ余計に惜しい。

2)アポロ13号の回のエピソードはいかがなものか。アポロ13のミッションには触れず、サイド・ストーリー的に報道メディアの変質、時代の変化といった話が語られるのだが、アポロ13に全く言及しないのは如何なものか。製作・監督・出演までしているトム・ハンクスの「アポロ13」とダブるのを嫌ったとしか思えない。

3)アメリカ人にとっては常識なので省略しているのかも知れないが、若干説明不足の傾向があるように思う。ある程度アポロ計画や宇宙飛行士に関する知識を持ってから見たほうがより楽しめる。

 他にも作品に対する不満ではなくDVD製作サイドへの不満として、NHK放送版に比べて日本語字幕の出来が荒いとか、英語字幕も収録して欲しかったとか細かい不満はあるが、それでも人類史上特筆すべき偉業であるアポロ計画の全体像を知る上では欠かせない傑作シリーズであることは間違いない。

じっくり見てください  (2004-02-06)
いつの時代もアメリカの政策にはうんざりするものがありますが、月に行くまでの研究開発者や宇宙飛行士の物語には、純粋に心打たれるものがあります。是非、ライトスタッフを見た後に、このDVDを見てください。悲劇のアポロ1号のガス・グリソムの物語が繋がります。音楽もいいですね。

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