映画と併せて♪
(2005-07-09)
あまりにも有名な「ワイルドで~」から始まる本作。映画の舞台が米西部→南部への移動ということで音楽も前半はザ・バーズなどのカントリーロック、高半にはジミヘンなどの黒人系ロックも登場する。
このサントラはシーンとBGMの結びつきがかなり強いので映画なしでぜひ映画と併せて聴くと楽しめると思います!!
明るく爽快。ニューシネマのサントラ
(2003-10-23)
「easy Rider」はニューシネマ特有の、わりに乱暴な筋書きですけれど、見終わった後も妙な爽快感が残るのはこの時代のアメリカが持っていた閉塞感に近いものが今もあるからでしょうか……
しかし、このサントラは映画以上に爽快です。
もともとよくできたサントラは映画の性格をよく表しているものですけれど、このサントラはかなりの名曲揃いでしかも映画の印象にぴたりと当てはまっている点にピーター=フォンダの隠れたセンスを感じずにはいられないです。なかなか微妙なポジションの人でしたけれど、ただの坊ちゃんではなかったことは間違いないですね。
白眉はもういわなくてもお判りでしょうけれど、「born to be Wild」でしょう。バイク乗りの本質、というか魂の叫びですよね。
疾走と駆動はアメリカの数少ない歴史であり伝統であるということを教えてくれる作品です。
看板に偽りあり
(2003-10-12)
どの曲も、映画のシーンにぴったりで、まさに映画のために書き下ろしたかのように決まってますが、実は、これオリジナル・サウンドトラックではないんです。ザ・バンドの「ザ・ウエイト」はスミスのものに差し替えられていて品位?を落としてしまっています。また、ニューオーリンズ郊外をバイクが走っていくシーンで効果をあげている、ジ・エレクトリック・フラッグの「Flash Bam,Pow」が収録されていません。これが一番残念なところ。
映画を見て、音楽が気に入った方、これらも聞いてみてください。いい曲ばかりですけど、やはりオリジナル盤が欲しい。
Born to be Wild!! 大好きです!!
(2003-04-23)
たまたま映画『イージーライダー』のビデオを外で見て、「カッコウ良い曲!!」と思ったのがステッペンウルフの『ワイルドで行こう』でした。CDを見つけて万歳三唱をしながら購入申込でした!!バイクのエンジン音が入って、ギターがうねるあの曲…最高です!!
映画自体について「映画と音楽」というよりも「音楽と映画」という印象を述べたくなるようなところがあります…このサントラは、とにかく凄く良いですよ!!
サイケデリック!
(2003-01-06)
ロック・ミュージックをバックに使った映画は今では数多くあるが、これはそのハシリとでもいうべきもの。おまけにこれほど映画と音楽が一体化しているものは例を見ないのでは。
映画はコカインの密輸で手に入れた大金で2人の若者がオートバイに乗り、自由というか自分自身を求めて旅に出るというもの。こういうとウッド・ストックくさいと思われるかも知れないが、ラスト・シーンで主演の2人が、すれ違った南部の農夫にライフルでいとも簡単に撃ち殺されてしまうというもので、ウッド・ストックの夢から一歩も二歩も先に進んでいる。ピーター・フォンダ、デニス・ホッパーの二人が見事な映像美を作り出している。数々の賞を取った名作で、テレビでも放映されており、見た人も多いのでは。
で、㡊"!!のサントラ。製作に当たって、ロック関係者とも交流を持っていたというピーター・フォンダ、デニス・ホッパーがボブ・ディランにまで声をかけたと言うくらいの熱の入れようが良く分かる見事な選曲。サイケデリック・ロック後期の名曲が目白押しである。どの曲がとはお楽しみのため言わないが、ここでしか聞けない曲というか演奏も収められていて、サントラ・ファン、映画ファンだけでなく、ロック・ファン必携の一枚である。おまけに、随所に映画の効果音も入っており、臨場感と言うか、あの衝撃的な映像を思い出させてくれる。撃ち殺され、転倒したバイクから立ち上るあの黒煙、そして、その後ろに広がる南部の美しい穏やかな田園風景が目に浮かぶ。
単なる映画のスーヴニールでなく、立派なロックアルバメ㡊!この盤はデジタル・リマスターもされており、音質も最高。お勧めです!