アクションや特撮は凄いけど。
(2007-12-17)
そんなにみんなが熱狂するような映画とは正直思えませんでした。今の我々の生活が全て仮想現実という話。思い切った設定だけどもしこれが仮想現実だとしたらどうして毎日こんなに苦しい思いをしているのか?そういった思いが先に頭をよぎってしまい映画には集中できませんでした。キアヌ・リーブスは「スピード2」は蹴ったけど「マトリックス」の続編は蹴らなかった。彼の作品の見る目があるというのは分かりました。
奥が深い
(2007-11-24)
"Open our mind and Trust our ability,then we can beyond the Brain Rock."
演出が素晴らしい
(2006-02-12)
公開コピー「なぜ気づかない」
格闘シーンとか新鮮な演出がたくさんあって面白い。けれど、ストーリーというか、設定が難しすぎる。3部作ということらしいが、下調べなんかもしてじっくり見る人向きだな、これは。敵がめちゃくちゃ強そうで、主人公ら3人でどうやって世界を救うんやろ、て思った。
視覚効果の頂点
(2006-02-11)
この作品の監督の二人はアニメ「攻殻機動隊GHOST IN THE SHELL」の影響を多く受けたと言っているように、
押井守ワールドを基調としているような感じはした。
作品自体の設定、脚本、視覚表現、どれをとっても一流以上のものを持っていると思う。
押井の作品とよく似ていると先ほど言ったが、違いを強いて言うのであれば、押井の作品には芸術性が存在する。
残念ながらマトリックスは大衆文化に堕ちて娯楽の作品となっている。
しかし哲学的内容に耳を傾けてみると大変興味深く、面白い。
ぜひ視覚効果以外にも話の内容に深い考えをめぐらしてほしい。
全体的な構図とは
(2005-08-03)
今作は仏教的東洋精神世界がテーマだと思います。この世的な考えの根幹をなす唯物主義がマトリックスのに対し、主人公がかつての唯物論的な人生から悟りの境地に至るまでのプロセスがとても分かりやすい形で表現されています。ビルとビルとの大ジャンプや銃弾を止めたりとか物理的な次元を超越する、精神が肉体を超越するという意味で表現されています。それを象徴するのとしてモーフィアスの言う「心を解き放つんだ」というセリフです。「曲げようとするのではなく真実を見ようとしなきゃ。スプーンは無いんだ」という子供のセリフもそれを表すものの一つです。しかし最終的に物理的なものや唯物主義観的リアリズムを克服し悟りの境地に至るのはやはりラストシーンです。
しかしこの映画が仏教の教えにかなっているのかと言えばそれは当然ノーです。簡単に人が殺されたりするのは決して教えにかなっているものではないでしょう。あくまで仏教的東洋精神的な考え方の概念として提示され表現されています。
さてこの映画は全体的に「希望」がテーマになっていると思います。しかし続編はアーキテクトなる人物が登場し、希望がテーマなはずの前作とは対照的にリアリズムとニヒリズムを人類の希望であるはずの主人公に投げかけます。スミスなる人物もニヒリズムの象徴と言えるでしょう。リアリズムとニヒリズムが全体を覆い、主人公達や人類にとっての試練の章になっています。そして最終的な希望とニヒリズムの対決が最終章であるレボリューションズで決着が付きます。
私的には最初の一作目で十分だと思いますが、ストーリー的にも終わらせる必要があるために(最初の一作目だけだとザイオンなどがあまり説明されていない)3部作にして完結させる必要があったのだろうと思います。