配役決まってます
(2006-07-29)
地味な印象のするギャンブラー映画ですが、派手さは無くても見応えはあります。借金に追われ親友まで巻き添えにしながら堕ちていくダメ男を演じるE・ノートンの配役はピッタリ、イカれた雰囲気の彼イイです。
ロースクールで将来を期待され素敵な彼女もいるのに、彼女に何度もカードを止めるよう言われるのに、それでも振り切れない勝負師としての性。この映画の楽しみ方はやはりカードで繰り広げられる心理戦を巧みに演出している所、わざとらしい目線の使い方やオーバーアクションがない分見る側の創造力が求められ緊迫した空気が伝わってきます。最後のKGB(この名前はちょっと・・・)との大勝負、ジョン・マルコビッチの切れ具合も良かったです。
主役がマットなんで、スマートでカッコイイ男のサクスセスストーリーという印象はない、夢を捨てられなかった男の挑戦映画。
報われない、だからこそアウトサイダー
(2003-10-03)
「ハスラー」を思わせる作品のつくりですが、インテリのマット=デイモンが主役のせいか、ひ弱な印象を受けるギャンブル=アウトサイダーものです。
ジョン=マルコヴィッチ演ずるけれん味たっぷりな勝負師とエドワード=ノートンの冴えないチンピラさ加減が楽しめる一方で、ステレオタイプな話を引っ張るのにはいささか脚本が弱すぎる印象があります。
カタルシスも得にくい終り方ですし、諸手をあげてお勧めという作品ではない気がしますね。
個人的にお勧めなのがマーティン=ランドー。この人に脇役やらせたらマルコヴィッチやノートンですらまだまだ、と気づかせてくれる人ですね。
「エド=ウッド」以降、仕事を減らしているようですけれど、2年に1度くらいは渋い役を見たいものです。
人生、勝負!
(2003-09-01)
ポーカーの世界で活躍する青年を巡る人たちの話。どっちかというとエンターテインメント作品。あえて意味を見つけるとすれば、「人生、勝負。若いうちは攻めろ!」という感じかな。まあ、おもしろかったのでこいつはおすすめ。でも、ギャンブル攻略という意味では札幌で読んだ「課長 島耕作3巻?」のルーレット攻略法よりは使えない。
演技派俳優たちがスパーク
(2003-06-17)
実に地味な作品なのだけど、しっかりした脚本と演技派俳優の妙により、第一級の作品に仕上がった作品。そのため、どの登場人物も魅力的で、見るたびに違った立場でドラマを見ることができ、何度見ても飽きることがない。
ラウンダーズ(勝負師)というタイトルなので、カテゴリー的にはギャンブルものということになるのだろう。だが、結局のところは、"真の自分探し"というテーマに落ち着くと思う。男には、「これでいいのか、俺の人生」と思うときが必ずあって、主人公に共感をおぼえる男性諸氏も少なくないはず。
特にジョン・ダール、マイケル・ランドーがいい味出しており、さしものエドワード・ノートンやジョン・マルコビッチも、私にはやや霞んで見えてしまった。この二人が食われた佡?品というのは、初めて見たような気がする。これだけ見事な演技陣を配した作品は滅多に見られないと思う。しっかりとした人間ドラマが見たいという方に是非お奨めしたい。
チェック チェック
(2003-04-14)
ロースクールに通う主人公、マイク(マット・デイモン)はポーカー
で生計を立てるプロのギャンブラー。 全財産を賭けた勝負に敗れ、
ギャンブルから足を洗うことを誓うが親友ワーム(エドワード・
ノートン)に誘われ再びギャンブルの世界へのめり込んでいく。。
カードゲームなんて金儲けの手段にすぎないって感じの典型的な
ギャンブラーのワームとは対照的に、ポーカーを奥の深い崇高な
心理ゲームとして愛し、それに人生を賭けようとする主人公マイクが
魅力的で、そこが単純な勝った負けたのギャンブル映画とは一線を
画している要因だと思います。 演技も良いです。 オススメ。