スカッとした仁侠映画
(2006-08-21)
この映画のアメリカでの評判は散々だが、わたしはすごくスカッとした後味の良い映画であると思う。作中は胸を出してセクシーに踊るベガスの「ショーガール」たちのショーと、彼女たちの身体を使った出世のための駆け引きや、更に底辺の下半身露出クラブなどの映像がてんこもりに出てくる。が、日本人とアメリカ人の体型が違うせいか、これがぜんぜんいやらしくない。下品は下品なんだけど。戸惑ってしまうようなエロさはない。お金をかけたであろう豪華なショーシーン(何種類も出てくる!)は見ごたえがあり、ショー以外でもで主役のノエミとライバルの女性の均整のとれた豪華な身体を堪能するだけでも見る価値がある。いやらしく感じさせないのは、彼女らがショーをするために、豪華な身体をきちんと鍛えて躍動的に動かしているからではなかろうか。
映画の内容は、女同士の友情と任侠の物語。むしろ女性の視点で見ていると、映画の豪華なシーンのみでなく、主人公の女性たちの非常にストイックな友情を見ることができて、嬉しい。見てもぜんぜん疲れない映画でラストも爽快なので、女性にも男性にもぜったいおすすめ。
女一人、生きる
(2005-11-19)
無一文でラスベガスにやって来て、自分の体一つで成功を夢見た女性の物語。ライバルであり良き理解者、そして姉のような存在にすらなるジーナガーションが主役のエリザベスバークレイの引き立て役以上の存在感を発揮している。女性が体一つで成功するには、このよう道しかないのかと、少々悲しい思いもするが、この点に関しては百人百様の考えがあるだろう。
この作品に対て、ポルノチックな場面にのみ興味を抱いて観るのは、あききらかに片手落ち。サクセスストーリーとしての面白さと驚きのラスト。なかなか知ることの出来ない世界をみせていただき感謝すると共に、しっかりした筋立てとしっかりした出演者たちの演技を堪能致させていただきました。
ギラギラした迫力満点!
(2005-03-31)
ポルノ的なシーンは多い。でも、全くもって湿り気がない。
迫力満点な為か、ほとんどいやらしさ(エロっぽさ)は感じられなかった。きらびやかなアクション映画を見ているような‥。
同時に、派手でギラギラしたショーとしても楽しめる。
おまけに後味が良い!
イヤなしこりなど全く残らず、見事な程スッキリした後味。
ただし、私にはプラス要素に感じられたストレートな表現が、一緒に見た友人にとっては物凄く下品に映った様だった。
その人は最初の15分程で見続けるのを断固拒否し、「二度と見ない!」と言っていた。
好き嫌いがはっきり分かれる作品なのかもしれない。
ショービジネスの実態を暴いた作品
(2004-07-17)
ダンサーを目指してラスベカスに繰り出したノエミ。ストリップ・バーで働き始めたノエミは、ラスベガスのスター・ダンサー、クリスタルのショー『女神』を見た。プロデューサーのザックを恋人に持つクリスタルは、実力も人気も権力も最高のダンサー、今をときめくべガスの女王。そんなクリスタルに憧れを抱くノエミだったが、クリスタルもまたノエミのダンスを見てその激しさに実力を見出す。
『女神』のオーディションを受けたノエミは無事にパスするが、その裏ではクリスタルが手を回していた。べガス一流のショーに参加したノエミだったが、彼女はやがてショーの世界は豪華できらびやかで、それでいてずっと残酷であることを知る。・・・
『氷の微笑』のポール・バーホーベン監督の作品だけあって、ものすごくエロティック!ダンスのシーンはとにかく官能的で、圧巻です。ショーの世界のおどろおどろしさがそのまま描かれています。ノエミもクリスタルも溜息の出るほどキレイなボディラインなんだけど、ノエミ役のエリザベス・ハーレーの顔がこ、怖い・・・。したたかに生きるヒロイン像っでいう設定なんだろうけど、あまりヒロインに感情移入できないです。まだクリスタルの方がなんぼか人間味があるように感じました。