ホントにあり得そうな「ニュースをつくる」話
(2002-08-29)
再選間近の大統領にスキャンダルが!この苦境を救うべく全権を委ねられた男(ロバート・デ・ニーロ)はハリウッドの大物プロデューサー(ダスティン・ホフマン)と共に"戦争"をデッチあげて目をそらそうとするが、CIAに感知されてしまう…。
国民の目をそらすために戦争を仕掛ける、というと聞いたことがあるような気もするが、この映画では映像だけで"ない"戦争を創り上げていく。実際TVニュースが幅を利かせる現在、映像がある事件は世界を駆け巡りイメージをつくる。いい映像が伴わない事件や現象は後回しにされている観は否定できない。
こうした現代批判が基調にあるのだが、俳優たちの演技も好調。デ・ニーロはもちろんだが、ホフマンのプロデューサーが光る。何が起きても"That's nothing&qu!ot;とかわして行く、センスと勘は抜群で、映像とイメージつくりの才能はあるが品がいいとは言えない人物像をよくつくりこんでいる。