天才とは
(2007-05-13)
不思議な感じのする映画でした。天才の子供、それでも子どもなりの悩みや親の子に対する苦悩はどの家でも変わらないのだなと思いました。ジョデイフォスターの母親役とても光りました。
天井をみあげるジョディ
(2004-07-29)
ジョディ監督作品。
この大好きな作品はジョディ自身の投影?とも感じる。
主人公が天才少年。はすっぱな母親の母子家庭のひとりっこ。
しかし、はすっぱながら、息子を愛してる。
その愛と、少年の繊細な天才さ加減とそして環境とのズレで傷つく少年と。
すべてジョディに帰引している気がしてならない・・・。
ジョディも天才子役だったから。
「ワ・カ・リ・ス・ギ・ル」悲劇とせつなさ。
そして、気になるシーンは少年が自らの選択で天才育成学校に足を踏み入れる。母につれられて・・。
そのエントランスホールの丸い美しい幾何学の天井を真上にみあげる。
これは「告発の行方」でジョディ演じるヒロインがレイプ裁判で法廷に初出廷したときに、やはり天井を見上げた。ぽかんと。
新しい環境にはいる不安、新鮮さと、微妙な主人公の心を、このようなシーンで再現する繊細さがこの映画にはある。
そんなところが「好き」といいたくなるセンスなのでした。
ジョディ=フォスター初監督
(2003-10-28)
極めて初期の段階からジョディ=フォスターはいつか映画監督になるといわれていました。
彼女はこの業界に長いですし、充分な実績もあります。何より伝えたいことがあったのでしょう。
この映画はよくジョディの半生記のような取り上げられ方をしていますが、それはたぶん間違いではないかと思います。
無論彼女の家族環境などはこの作品に多くの影響を与えているのは明白ですが、この作品の持つ悲しみと明るさからは私小説的な匂いを感じません(だいたい彼女は大人と一緒に仕事をし続けてきた人ですし)。
伝えたかったのは母と子の関係性でしょう。作品的に成功したかはともかく、彼女の思い入れが伝わってきます。
「処女作にはその画家にとって永遠のテーマが包蔵されている」
その言葉どおりの作品でしたね。
ピアノが・・・
(2002-06-01)
母一人、子一人。生活は苦しかった。そんな中、知識に欠乏していた天才少年は、ある学園の博士に見いだされ、母と離れて暮らすことに。母は、少年を愛していたが、うまく表現できないでいた。天才であるが故の孤独な少年と、母との間のストーリー。
けれど、別に天才少年じゃなくても起こりそうな親子の関係を、天才ということを使ってエピソードをもりこんだという感じ。
ただ、BGMはすてきなジャズで、サウンドトラック買ってしまいました。印象に残っているのも、ピアノを弾くシーンや鍵盤のシーン・・・。
天才をあつかった映画なら「グッド・ウィル・ハンティング」がいいな。