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ザ・ファン お気に入りに追加

出版社・発売元:

日本ヘラルド映画(PCH)

媒体: DVD
ランキング: 22644
発売日: 1998-11-18
カスタマーレビュー

野球好きならなんとか……  (2007-12-13)
私は自他共に認める野球バカです。映画なんかよりずっとずっとオタクぶりを発揮できます。

そんなわけで、この映画の題材は文句なしに興味が持てる内容でした。
ジャイアンツのスター選手のレイバーンはどうみてもボンズがモデルだろうね。96年だし、誤解を受けやすい選手としてはそのまんまって感じだし。一応会話の中でボンズの名前だけは登場しますね。

まぁしかし、野球の試合風景はB級です。
極度のアップ撮影。あんな野球の撮し方はありません。あれじゃどんなスポーツも分からない。
まぁわざとそうしてるのは分かります。(選手が素人なのでね、あえて見えづらいようにね)
っで、打球の飛び具合(勢い)が泣けてきます。鋭さがありません。仕方ないんでしょうけど。

さて、デニーロは熱狂的ファンという位置づけですが、スター選手に近づきたいという心理はよくわかります。実際にこれくらいのファンはいると思います。っでもちろん演技も巧いです。
中盤くらいまではそれでOKでしたが。

結局何がしたかったんですかね。
最後は子供を誘拐、アンパイアにまで扮してお目当てのスターと対決!?
ストーリーも何も台無し。
野球に興味がない人ならなおさら酷い作品に思えるでしょう。

まぁ私はそこそこ楽しめたんですけどね。
米国内やMLBファンなら日本の一般の方よりはウケがいいかも??

デニーロは大好きなんですが・・・  (2006-08-18)
ここ10年ずっとジョニー・デップとイライジャ・ウッドのFANで彼等の映画ばかり見ていて、今年に入って違うジャンルも見てみようと思い、「ゴッド・ファーザー」や「ヒート」「カジノ」でデニーロの男らしさとダンディさに虜になり、今更デニーロの映画をよく見るようになり、デニーロ出演作品に駄作はないと思っていたところ、この作品を見たのですが、私が野球に関して無知で興味がないせいか、単純に楽しめる作品でもなく、かと言って重厚な作品でもなく、後味も良くないしよくわからない映画でした。(ストーリーの内容は理解できますが・・)

デニーロは私にとってはコワモテでデキる男のイメージなので、仕事をおろそかにして野球観戦を優先したり、FANの選手を過剰に追いかけまわしたり、周囲に大迷惑をかけているデニーロは見たくない(笑)

デニーロはこういう役が巧いけど、ただそれだけ。  (2006-05-01)
一言でいうと、野球の世界を舞台にしたストーカーもの。あるファンが一人の選手に熱狂し、勝手に妄想をふくらませ、やがて選手の言動に裏切られた気持ちになり、復讐していくという物語である。こう書くと面白そうに感じるが、映画を観るとそれほどでもなかった。デニーロは申し分なく巧いのだが、最初から異常にキモすぎて引いてしまう。ウェイズリー・スナイプスはとてもバリー・ボンズのような強打者には見えないし、口でいうほど完璧主義者にも思えなくて、ちぐはぐな感じだ。だからどっちのキャラにも感情移入ができなくて、困ってしまう。それでも、デニーロが本格的なストーカーになっていくまでがやや退屈なものの、事を起こしてからは一気に盛り上がる。クライマックスもそれなりにハラハラするけど、終わってみれば「結局何だったんだろう」という感じ。ストーカーの狂気を描くのはいいとして、メジャーリーガーの金満体質を皮肉りたかったのなら、ストーカーの異常な行動に一分の理を与えてしまって逆効果だったのかも。飽きずに最後まで見られたけど、どうも後味が悪かった。

意外と泣ける  (2006-03-12)
自分はデニーロのなんともいえない、赤ん坊フェイスが好きになれず、
デニーロが出演している映画はあんま好きじゃありませんでした。
この映画は唯一、、デニーロ作品の中で好きかな。

自分の人生に絶望した男。その胸にあいてしまった穴を大好きなメジャーリーガーに向ける。
彼のために・・・・。彼のことを一番良くわかっているのは俺だ・・・。
そんな思いが徐々に屈折し、折れ曲がり、不気味な愛へと変わっていく。

まず、スナイプスはメジャーリーガーに見えない。
野球選手にするぐらいだったら、むしろバスケ選手のほうが良かったのでは?

でも、徐々にデニーロの演技が良い意味で気持ち悪くなってきて、
見せ付ける演技は抜群でした。

ラストは思わず、涙が出そうになってしまったのですが、そんな人も少なくないでしょう。

自作自演の孤独と絶望の淵(その4)  (2005-06-30)
例えばここに男がいる、女かもしれない、もう若くはない、もう老いを隠せないと表現したほうが正しいのだろう、

男(女)は満たされていない、満たされていないと感じている、とにかくそう思うのだから仕方がない、自分こそが「不幸」なのである、自分こそが「被害を受けた」のである、決して自分自身が悪いのではないらしい、悪いのはすべて他人なのだ、それも性分なのであろう、毎日食べたいだけ食べ、飲みたいだけ酒をのみ、吹かしたいだけタバコを吹かし続けた人生だったはずなのだが、身体の深い部分に蓄積され続ける不満足のしこりは巨大化するばかりである、

第三者からみれば彼(彼女)は決して恵まれていないわけでない、彼より恵まれない人生を送るものなどそこいら中にいるではないか、とは誰も指摘してくれない、彼(彼女)の不満足のしこりとは毎日毎日、濡れた新聞紙を少しずつ貼りつけて大きくした塊のようなものなのだ、ちょっと乾燥したときに踏み潰してしまえる程度の堅さなのである、

もし彼(彼女)に自身で客観的な価値規準つくりあげ冷静に反省する能力があれば、もし誰か第三者の意見を真摯に受け止める素直さがあれば、しこりなどとうの昔に消えうせたはずである、しかし彼はそうはしなかった、しこりを慈しみ愛でることを人生の最大の目標としたのである、

先人は賢明である、それを天邪鬼の不幸と呼んだのだから、

本作は単なる娯楽映画、ハリウッドのベテラン監督によるスリラーである、奇妙なねじれ具合を見せるスリラーである、デニーロ演じる主人公の陥る不幸は先進国で暮らすの誰の前にも口をあけているのだから、
逆恨みをテーマにした内容とすれば「砂の器」と同類でもある、

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