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賛否両論ながら (2008-05-27) 本巻所収の話はささやかなパーティーの楽しみすら許されず食事を減らされたところから始まり、小間使い(にされた者)が本来呼ばれる筈のない誕生祝いに招かれ唯一の思い出の品にして心の支えを渡すことを迫られるなど、原作に輪をかけた不幸な境遇は顕著であり、中西氏と山田氏が“黒歴史”としているのもむべなるかな、でしょう。主人公は徹底しておとないのも変更点であり、ロッティ達のフランス語の先生に(厨房での酷使はそれまで通り無給で)任じられた時の反論もデュファルジュ先生がしているのも要注目です。「おしん」が流行していた世相に迎合したという見方もありますが(前作「カトリ」も原作通りであればそうなっていたと聞く)、そもそもシリーズの視聴率低下による有名どころの採用という事情もあり、また粒粒辛苦の末の実りを描く一つの方法とも云えます。