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成長してゆくセーラの心。 (2006-03-09) セーラは父を亡くしてとうとうメイドとして暮らすことになりました。 ここから目に見えてセーラへの風当たりはひどくなっていきます。 ラビニア役の山田栄子さんが、このような役は二度とやりたくない、と言われたのも無理はないかも…。 セーラはといえば、初めてのきつい仕事に、世間知らずだった自分を知って少しずつ成長していると思います。 もともと優しいセーラですが、正直前半のセーラのままでは、好きになる人と嫌いになる人の差が激しくて、とてもやっていけないと思いました。 経験は人を育てるだけあって、何でもできるようになろうとする、セーラの前向きさはこの不幸あっての新たな一歩だと思うのです。 「悲しいメイポール祭」で、セーラはこじきと間違われ、小さなお金持ちの少年に銀貨を渡されるシーンがあります。 この場面で、セーラは本当に自分の境遇が変わったことを思い知り、誇りを傷つけられます。 しかし、本当は、この少年の姿は以前のセーラなのではないでしょうか?私見ですが、貧しい側のプライドにセーラは気づいて、もう少し他人を尊重できるようになる、という描写があればもっと良かったと思いました。 このアニメの長所は、人の憎悪の描写がうまいことですが、反対に思いやりの描写が一方的で見る人によっては「……」という感じです。 加えてもう少しセーラに喜怒哀楽が欲しいところ。特にクライマックス。 よって星3つです。