明快で論理的な解読
(2008-09-10)
これは、よくエヴァについて研究した本だと言える。作中のセリフの一つ一つに注意して、それを糸でつなぐようにして推理している。
なかでも零号機のコアについては納得できた。しかし、使徒の正体についての仮説は、さすがにないだろうと思った。
そもそも、エヴァという物語の設定は、初めから破綻しているのである。セカンド・サードインパクト、使徒、エヴァなどについては、合理的な説明など不可能だというのが私の考えである。この作品は設定やストーリーがメチャクチャなのを承知の上で、視聴者は別のところに魅力を見出すようになっているのではないか。
だから、この筆者とは作品へのアプローチの方向が違うのだと、読んでいる間ずっと感じた。しかし最大の違いは、劇場版への評価である。この筆者は劇場版に感激して12回も見に行ったということに驚いた。私は、グロテスクな画像の連続である劇場版などよりも、テレビ版のラスト2話のほうがずっと気に入っている。わざと観客に不快な思いをさせる映画は、芸術として失格だろう。現在新劇場版を作っている理由も、旧劇場版で終わらせてはいけないというのがその一つではないか。
このように筆者と私の間には懸隔があるが、エヴァファンというのは共通している。エヴァファンであれば、本書を読むことをおすすめできる一冊である。
どうもなぁ・・・
(2008-05-16)
多くの方が太鼓判をおしておられますが、書籍として、というレベルに留まります。
間違っている内容も多いように思います。
本当に全てを解読をしたい方にはおすすめ出来ません。
おもしろかった。
(2008-01-15)
分かりやすいし、こんなに早く本を読み終えた自分にビックリするぐらい、おもしろかった。
是非お勧めです。
多くの謎をクリアにしてくれました
(2008-01-14)
2007年に初めてエヴァンゲリオンに興味を持ち、TV版DVD、劇場版DVDとすすんでそれでもわからない疑問を解消すべくこの本を手にとりました。
多くの謎解きは非常に理論的で筆者の緻密な作業ぶりにより、わかりやすい内容であると思います。
そうした意味でオススメですが、「使徒」の正体に関する考察があまりにも突飛すぎてその点だけが残念な点です。
エヴァの世界観とはかくも深く広きものなのか
(2007-12-14)
まず、この本を読む前にエヴァのビデオかDVDを全巻持っているかを確認してそれから本書を読まれることをお勧めします。
なぜかって?
それはこの本を読むと、どうしても本の中に書かれていることを実際に見て確認したくなってしまうからです。
エヴァの登場人物の台詞やしぐさ及び作画などにこれほどの深い意味、これほどのつながりが持たされていたのか、ということを気づかせてくれます。
エヴァンゲリオンという物語の構造をわかりやすく提示してくれています。
この本のおかげで、いくつかの疑問に納得ができました。
著者の洞察力にはとても驚きました。
もしあなたがエヴァの疑問に答えを求めているなら、すぐに買って読んでみてね。