精神的にタフで自制心があるとは
(2008-09-27)
「アメリカのエグゼクティブの間では、肥満は問題外、単に痩せているだけでなく、トレーニングによって体を鍛えるのがもはや常識となっている。鍛え上げられた体は、その人が精神的にタフで自制心を備えていることの証だ(p.30-31)」とあります。全般的には仕事ができる人はトレーニングもできる、となっているのですが、仕事ができると見なされる要件の一つに”鍛え上げられた体”というものが入ってくると著者は考えているのです。
確かに継続的にトレーニングするためには精神的にタフで、その他やりたいことを後回しにするという自制心が必要で、逆にトレーニングができる人は、最低限、その資質があると見なすことができると考えて良いでしょう。
この本から得られることは多いです。
1) トレーナーを活用することは、知識をアウトソーシングすることで、トライアルアンドエラーに要する時間を大幅に削減できる。
2) トレーニングの目的が主体的でないと、長続きしない。
3) 成功するためには、習慣を少ししか変えてはいけない。
4) プロセスの重要性を感じられる。
5) 良い習慣を持っていると、人生が切り開かれる。
この本を読むと、ちょっぴり人生が代わると思います。一読ください。
トレーナーとしての豊富な経験をもとに記述
(2008-09-13)
パーソナル・トレーナーとして多くの人のトレーニングを指導してきた経験から、(1)筋力トレーニングをする意義は何か、(2)継続するためにはどのようにすればよいか、(3)フィットネスクラブやトレーナーはどう選べばよいか、などを記述している。
したがって、フィットネスクラブに通ってトレーニングをしようとしている人にとっては参考になる部分が多いと思う。
また、トレーニングには人によって様々な目標があり、その目標によってトレーニング内容も全く異なる(たとえば筋力をつけるためと痩せるためのトレーニングはメニューが異なる)という、考えてみれば当たり前のことを再認識するなど、いくつか参考になる部分があった。
ただ、具体的な筋力トレーニングの方法(どんなメニューを何セットするというような具体的メニュー)は書かれていない。また、タイトルの「仕事ができる人はなぜ筋トレをするのか」で想起されるようなビジネス書的な要素もほとんどない。そのような内容を期待する読者には向かないと思う。
ビジネス・筋トレだけではない
(2008-09-11)
いかにも流行りモノのタイトル、しかも裏表紙に載っている著者がカッコよくて出来すぎ!と思って無視していたが、あまりに売れているようなので読んでみた。
一本筋が通っていて、すっと読みきれるのに心にのこるメッセージがいくつもあった。
これは体を鍛えたい人のための本ではない。れっきとしたビジネス本だ。
「一番難しいのは継続することである」「目標を具体化すること。現実とのギャップを埋める努力をすること」「極端はいけない。周りに気味悪がられたら、のめりこみすぎていないかセルフチェック」
もちろん筋肉を強化するための理論も書いてある。難しすぎず、非常に程度のよいレベルの言葉で書いてあった。素人の私でも分かった。
最近色々ビジネス本を読んでいるが、肩肘張らずに素直に読め、しかもメッセージがちゃんと残る良本だった。
新書としてはお買い得
(2008-08-30)
トレーニングを続けるための意識付けに関する考え方の
整理から、目的に応じたトレーニングを行うための方法論
の整理まで、具体的なトレーニング手法ではなく、運動を
続けるための考え方のフレームワークを無駄なく整理した
良書だと思います。フィットネスジム選びの着眼点などに
も触れられており、一通り目を通すとトレーニングを始め
たくなります。
最近は新書も乱造気味ですが、極端な実用書にも学術書
にもなりきれないジャンルなわけですから、こういった短
時間で読めてそれなりの発見がある本というのは、悪くな
いと思います。
内容については…
(2008-08-26)
内容に関しては有力な情報はありますが、タイトルと内容が
まったく合っていないところが気になります。
中身は、筋トレに関しての本で、仕事との関係についてはふれられて
いません。
また、文章からマイナスの感情がただよっている感じがします。
どちらかと言うと、「継続」できない人を皮肉ったような書き方
になっているので、あまりいい印象を受けません。
題名は斬新で、興味をそそるようなものですが、中身はいたって平凡です。