BGMとしてもどうぞ
(2008-06-04)
なんて優雅でオシャレな演奏なのでしょう!
それまでやや地味な存在であったスカルラッティの名を一躍メジャーにした記念碑的名盤です。
クラシック界においては、“グールドのゴールドベルク”と肩を並べるような存在かもしれません。
ホロヴィッツのテクニックによってあまりにもさらりと弾かれているため、
じっくり聴き入る他に、BGMとして聞き流してもけっして邪魔な存在にはなりません。
ホロヴィッツというと、超絶技巧でならしたピアニストという印象がありますが、
このアルバムや彼のショパン・モーツァルトなどを聴くと、
やはり稀有なる繊細な神経の持ち主であったことも良くわかります。
名人の話芸を聴くようなホロヴィッツの、自由自在な語り口に魅了されました
(2008-04-25)
18世紀前半〜半ばにかけて、主にスペインで活躍した作曲家ドメニコ・スカルラッティ(1685-1757)のチェンバロのための小品から17曲を選んで演奏した一枚。
ホロヴィッツが58歳〜63歳だった、1962年11月〜1968年2月にかけての録音。
速いテンポで奏される、軽快な「ト長調 L.209」。(トラック3)
哀愁漂う、メランコリックな「イ短調 L.241」。(トラック5)
奥ゆかしく、寂しげな風情も味わい深い「ヘ短調 L.118」。(トラック7)
溌剌として、華麗な気分にあふれた「ニ長調 L.465」。(トラック9)
緩急のテンポの付け方、変化が絶妙な「ホ長調 L.21」。(トラック10)
晴朗、快活な歌い口の「ニ長調 L.164」。(トラック13)
フェルメールの名画を彷彿させる、静謐感と透明感に満ちた「ヘ短調 L.187」。(トラック14)
スピーディーなテンポで一気呵成に弾きあげられた「イ長調 L.391」。(トラック15)
クリスタルの如き、玲瓏、玉を転がす美しさが何とも言えず素敵な「ホ長調 L.23」。(トラック16)
鍵盤のマジシャン、ホロヴィッツの面目躍如たるピアノ小品集。一服の清涼剤を味わった気分、て言ってもいいかな。名人の話芸を聴くようなホロヴィッツの、自由自在な語り口の素晴らしさに魅了されました。
毎日聴いていても飽きません
(2008-01-06)
スカルラッティのCDを初めて買うとしたらやはりこの1枚でしょう。
ホロヴィッツによってスカルラッティが再発見されたと言っても過言では無いくらいに面白い演奏です。このCDのおかげで、収録されている17曲ほとんどが有名になってしまいました。トラックの配列も緩急がつけられていて聴きやすく、毎日聴いていても飽きません(ここがホロヴィッツの素晴らしいところです)
L.209あたりはあまり演奏会で取り上げられませんがスカルラッティの面白さが出ています。L.241の渋さも良く引き出された演奏です。買って損はないと断言できます
初めて聴きましたが
(2007-03-21)
スカルラッティを初めて聴きました。それぞれは短いので、構えて聴く必要がありません。ショパンのワルツ集のようなイメージで聴きやすかったです。曲は短い割に決して単調でなく、深い味わいのあるものでした。
天使か悪魔か?
(2007-02-07)
ホロヴィッツの後期ロマン派がいいのは分かりきった話だけど、僕がこの人の天才を確信したのはむしろこれ!(とスクリャービンか)
本当にこの世の人間だったのだろうか?