永遠のアンサンブル
(2008-03-19)
スメタナ四重奏団によるドヴォルザークのアメリカは1958年のモノラル録音以来、解散直前の1987年迄ライヴ盤も含めて都合五種類がリリースされている。同四重奏団の結成は1945年だが、1956年以降はメンバーの交代も無く四人揃って32年間アンサンブルを組み、常に第一線の水準を保ち続けた事自体驚異的な事業だ。このCDに収められているのは1966年の第二回目のスタジオ録音で、言ってみれば彼らの壮年期の力強さと、初回の録音時の若さに溢れた溌剌とした覇気を併せ持った演奏で音質も良好だ。確かに最後の録音は彼らの円熟期特有の角がとれた、音楽的にも深い味わいのある演奏で聴き逃せないが、個人的にはこちらの方をお勧めする。一方、チャイコフスキーのアンダンテ・カンタービレはスメタナ四重奏団が1966年に遺した唯一のもので、それだけでも貴重だが、ひたすら合わせるということに徹した演奏がどれほど美しい調和をもたらすかが聴き所だ。
スラヴ同士
(2005-02-07)
さすがはスラヴ同士、スメタナ四重奏団はドヴォルザークの「アメリカ」を土の香りのまじるダイナミックな演奏をきかせてくれます。同じスラヴのチャイコフスキーのアンダンテ・カンタービレでは非常に優しいテンポで聴く者を魅了します。
何処かなつかしい。
(2004-09-12)
中学校の音楽の時間に先生がレコードをかけてくれたドボルザークの「アメリカ」。どこかなつかしく、なじみやすいメロディラインは、子供達もすぐに覚えて口ずさんでしまうほど。この曲を、弦楽四重奏の神様的存在、スメタナ四重奏団の演奏で聴ける幸せをかみしめております。ほっとしたいときに、お奨めです。