ジャケ写の雰囲気通りには
(2006-09-07)
6年ぶりのアルバムは、これまでにないほどナチュラルさを前面に押し出した作品となった(2003年作)。
コンセプトは、とにかく良いメロディと良い歌といった感じでこういう路線で1枚作ると、どうなるんだろうという興味を持たずには、いられなかった。またタイトルの厚木は、彼女の出身地でもあり、ジャケの飾らない表情と共に、パーソナルな香り漂う作品なのだろうと考えていた。
作家陣は、かなり豪華で、元サニーデイの曽我部を筆頭に、ブームの宮沢和史、高野寛、元フランイグ・キッズの浜崎貴司、ソウルセットのBIKKEなど錚々たる顔ぶれで、プロダクションは文句のつけようがない。ところがである。どうも通して聴いてみたところ印象に残らない。それぞれの楽曲は、シンプルで流麗なアレンジを施された丁寧な作りなのだが、自分の中に溶け込んでくる心地よさというところまで行き着けない。まずまずだな、とか惜しいなあという印象ばかりなのである。
今回はあくまで歌い手としての表現をしたかったのであろうが、出来れば作詞を全曲、彼女自身がやればよかったような気がする。厚木I.C.という出身地を冠したタイトルを柱に、小泉さん自身のさりげない故郷に対する思いみたいなものが滲み出ているような歌が聴きたかった。音程の不安定さなどは差し置いても、どうも今ひとつ自分のものに出来ていない感じがしてしまう。サラッと歌っている中で、滲み出る味わいのようなものが出ないままに、そのままサラッと出来上がってしまったような気がする。
女優としての最近のお仕事は、相米監督「風花」あたりから、「マッハッタン・ラブ・ストーリー」や「空中庭園」など見事なまでに個性的で心打たれる演技を見せてくれているだけに、ちょっとこのアルバムは、残念といったところだ。
Actress Singer
(2003-11-19)
ポジション的には原田ともよともユーザーがかぶるのではないのか。バックで仕切っているのは『フライングキッズ』『サニーデイサービス』『高野寛』『ティンパンファミリー』『宮浜和史』というバンドのの一員だった人物が中心です。だからこれ以上を越えるものはできません。クレモンティーヌな路線をねらったものと思われます。他人様の書いた楽曲を歌うのだから楽なことは確か。難点を言えばボーカリストの非力なことと表現力不足ですかね。バック陣が多すぎなので統一感がとれておりません。 10点中5点
力の抜けた力作
(2003-10-16)
さりげなく質の高いアルバムなので、派手さはないですが、
なぜか聞きたくなるアルバムです。
自己主張しすぎることもなく、自然な今のキョンキョンがそこにいると思います。
ソリスト 小泉今日子
(2003-06-24)
静かな朗読を聞くようです。ソリストとオーケストラのバランスが非常に良いピアノ協奏曲を聞いているような感じです。
小泉今日子の6年ぶりとなるアルバム。
(2003-05-05)
小泉今日子の6年ぶりとなるオリジナル・フル・アルバムです。やはり、久々のアルバムとというだけあって、力の入れ方も半端じゃなく、作家陣も宮沢和史、曽我部恵一、浜崎貴史、永積タカシなどのスゴイ顔ぶれです。唄で自らを表現することにこだわり、本当の意味での良質なアルバムに仕上がってます。いやがおうにも今作への意欲の高まりが期待できます!