自分探しという人生
(2009-02-21)
世界中の若者が自分探しの旅と称してバックパック一つを背負い、放浪の旅に出かけます。
どんな幸せな状況でも、人は「自分とは何ぞや」という自問自答を繰り返すものです。
主人公である中国残留孤児、陸一心(日本名:松本勝男)は、そんなバックパッカーとは次元の違う、究極の自分探しを強いられます。
戦後中国に残された名前の無い少年は、新しい家族を得、新しい名前を得、いつしか本当の中国人として青年になっていきます。
血が日本人であるが故の差別、文革の波、日本の肉親、全てが彼のアイデンティティを強く揺さぶります。
時代に翻弄された一人の人間が最終話でどんな自分を見つけるのか。
そこにはどういった喜びがあるのか、もしくは悲しみがあるのか。
老若男女問わず是非見て頂きたい秀作です。
忘れられない作品です。
(2008-10-29)
子供の頃毎週放送を見ていました。
最初はチャンネルがかかっていたのでたまたま見たというかんじでしたが
この作品は一話目を見るともう最後まで見ざるを終えません。
時代に翻弄された人たちがいるということ
勉強するきっかけを与えてくれる作品でもあると思います。
最後に主人公が「大地の子です」と言うシーンからは
全ての場面が浮かんできて、このドラマのあまりの内容の濃さに
思い出しただけでも泣けてきます。
スケールが大きなドラマ
(2007-09-12)
テーマがあんまり好きなドラマではなかったのですが、観るとハマリました。原作はもっと悲劇的なシーンが多いようですが、これ以上悲劇的だと、個人的には、観れません。中国の俳優の演技も新鮮でしたし、風景も素晴らしい。人生で、苦境に立っているときに観ると、勇気づけられると思います。
「泣ける」では済まされない人間ドラマ
(2007-06-02)
あまり深くは描かれませんでしたが、主人公の妹の話は兄以上に悲劇でした。これが泣かずにいられようか…。
TVでは無名だった上川隆也を発掘し、主人公に起用した人はすごい、と思いました。「大地の子」の意味がラストに解りました。
最高峰のドラマ
(2007-03-20)
人間とは?戦争とは?貧困とは?文化とは?国とは?愛国心とは?家族とは?命とは?
そして、生きるということとは?
観ていて、何度も突きつけられる問い。
核心を突く鋭利さと共に、包み込む深い人間愛が、感涙を呼びます。
上川隆也と朱旭の名演技は、まさに神がかっていたように感じました。
ドラマ作品としては圧倒的に星5つなのですが、DVD商品としては星3つくらい。
皆さんが既に挙げられたように、チャプターなし、外国語訳なし、日本語吹き替えなし、
字幕on・off機能なし、映像特典も途中放映されたトーク番組という安直さで、
高価な割には不満が残り、大変残念です。
個人的には、せっかくの日本語吹き替えを、なぜ入れなかったのか疑問です。