袴田に星ひとつ、音楽に星ひとつ。で、星二つ。
(2002-11-17)
厳しい事を言うと詰め込みすぎ。登場人物が非常にステレオタイプで、ありがちと言えばありがちと言っても過言ではない。恐らく、久石氏はロマンチィストなのだろう。良くも悪くも。
そのロマンチィストぶりが、映像と音楽の一体化という実を結んだ素晴らしいシーンも、ある。(氏の作曲した数々の曲をカルテットで楽しめる。トトロ→HANABI→キッズリターンのシーンはまさに圧巻。本物の演奏家との入れ替わりもさして気にならない。)
当初のお互いをぶつける様な激しい演奏から、一つの絵を描いているような滑らかな演奏への変化も見物の一つと言えよう。名シーンと同じ位がっかりなシーンが有ったのは否めない。
終始、監督の自己満足で完結している感じが心残りな作品・・・。