ごはんの おかずに 観る 群像劇
(2007-03-29)
あの ファニー・アルダン が リストランテ の 女主人 フローラ役を 可愛く 演じ、
【 スリーパーズ 】 の キング・ベニー役で 印象づいた ヴィットリオ・ガスマン が 詩人の ペズッロ先生
フローラが トマト・カラーの靴に 履き替えた時の 会話が 洒落ている。
でも、やっぱり 極めつけは 《 母 と 娘 の テーブル 》 での や・り・と・り !!
私 眼が 点・点・ に なっちまって.. この 母 好きだなぁ〜 〔 S・サンドレッリ ← E・スコーラ監督 傑作作品 【 あんなに 愛しあったのに 】 など 度々 出演 〕
その前の シーンで、 給仕係の ウリアーノ ( 私、この役者 大好き ! ) が なかなか開かない ワインの栓と 格闘していた カットでの 独り言は 伏線で しょぉ〜〜うか ?
も〜〜う 可笑しくって 可笑しくって ごろん・ごろぉ〜〜んっと 転がっちまった。
あまりに 意味深い 独り言で・・・・・・これだから イタリア好きには たまりません。
シェフ ・ 給仕長 ・ 給仕係 この 3人 の バランスは サイコーだし、 テーブルを 動き回る フローラの 靴音が 効果的に 入っていて......
それぞれの テーブルで さらけだされた 会話が 止むのは モーツアルトの ♪ フルートと ハープの 協奏曲 もどき ♪
甘えたいのに 気を張って 突っ張って 生きている女性に 五つ★
追記
この作品は
1999年 モントリオール国際映画祭特別グランプリ受賞
1999年 ナストリ・ダルジェント賞( イタリア映画記者組合選出 )
最優秀助演女優賞( ステファニア・サンドレッリ ) ← 娘の 母役の 〔 イザベラ 〕 で
最優秀助演男優賞( 全男性キャスト ) ←( 全男性キャスト ってところが イタリア的で 温かくって 洒落ていて 好きだなぁ〜 )
を 受賞 しています。
こう来ると思ってた!
(2005-07-17)
『BARに灯ともる頃』で父子がユダヤ人のレストランを訪れるシーンを見て以降、「この監督、食そのものや人が食事をするシーンにかなり拘りをもってるな…」っと思っていましたが、予想通り、とあるレストランの一日という時間と空間を限定し、各テーブルやその裏で料理を作る人々、レストランを経営する家族などの人間模様を描いた作品が生まれました(笑)。
出てくる料理はどれもおいしそうだし、各人間模様もとても面白い!
いかにもイタリアっていう感じです。
この作品を見たあなたなら、たんにその辺のファミレスに立ち入ったときにも「あ~、ここにいる客たち、それぞれいろんな悩みや歓びを抱えながら食事してるんだろ~な~…」なんて、妙に感慨深い気分に浸れることでしょう。
特典として作品中にでてくる料理のレシピも2品紹介されてます。
興味がある方はぜひ作ってみてください。
それを食べながらDVDを見ると、なんとなく自分自身も映画の中に出てくる客の一人って気分に浸れてイイものですよ(笑)。
おいしいですし(←レシピ通り作れば。)!
イタリアにいる様な楽しいひととき
(2005-04-24)
この監督らしい、ただひたすらに時を共有するかのような演出がそれぞれの出演者の個性も相まって、心地よいものになっている。
他のレビューに「日本人に対する偏見嘲笑」についてあったが、彼らは日本人客ではなく「店員に日本人と思いこまれている韓国人家族」だそうだ。聞くと彼らはちゃんと韓国語で話しているそうで、日本人に対する偏見でなく、いわば「東洋人観光客とみれば日本人だと思い込んでしまうイタリア人」に対するちょっとした監督のアイロニーといえるかもしれない。
満足げにお店を去る「韓国人」家族、そしてその少年の夢のつづきのようなシーンは映画のなかの数少ないアクセントであり微笑ましい。
レストランという一つの空間の中で。
(2004-12-12)
一つの場所の中で、同時進行していく様々なドラマを見事に描いた秀作。登場人物も個性豊かであり、その人々が織りなす心地よいやかましさが持つ雰囲気は見る者を時には笑顔に、また時には神妙な心持ちにさせてくれることだろう。
個人的には詩人先生と芝居屋のおっちゃんと、料理長が好きっす。
何か・・・
(2004-05-29)
僕の大好きなイタリア映画独特の雰囲気は出てるんだけど、中に出てくる日本人と思しき家族へのステレオタイプな蔑視・嘲笑描写が引っかかり、後味が非常に悪かった。